[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『世界平和を実現するために』

小論文

『世界平和を実現するために』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

特進コース 1年  4組  25番 氏名 清水 春陽
昨今テレビなどのメディアでSDGsというフレーズをよく耳にします。ですが、具体的に世界にはどのような問題があり、どんな状況なのか知らない人も多いでしょう。日本人の多くの子供が学校へいき、家に帰ると家族の人が、ご飯を作っていて家で眠ることができる。しかしこれは当たり前のことなのでしょうか。世界には私たちが当たり前のように思っていることができない子供たちが多くいるのです。
 実際にいま世界ではどのような状況なのでしょうか。世界では今でも戦争や内戦が続いている地域がたくさんあります。戦争以外にも、テロや犯罪など様々な形の暴力の犠牲となっている子供たちが多く存在し、これらの暴力で命を落としている子供が世界で五人に一人だと言われているそうです。またユニセフが発表した報告書によると、世界で学校に通えていない5歳から17歳の子供は3億300万人いて、働いている子供は約1億5200万人いると言われているそうです。私たちと同じ年齢もしくは、私たちよりも若い年齢の子供たちが学校に通えず、家のために働き、戦争や内戦におびえながら暮らしている。そんな国が私たちと同じ星の中にいくつもあるのです。
 「本とペンを手に取り、全世界の無学、貧困、テロに立ち向かいましょう。それこそ私たちにとって最も強力な武器だからです。一人の子供、一人の教師、一冊の本、そして一本のペンで世界を変えられるのです。」これは2014年ノーベル平和賞を受賞した、マララ・ユスフザイさんが2013年国連で行ったスピーチの一部です。マララさんがまだ幼いころ彼女が暮らしていた国は武力勢力であるタリバンに支配されました。「イスラム教に反する」として女性が教育を受けることを認めない彼らは、マララさんがスクールバスで学校から帰宅する途中、タリバンのメンバーに頭を打たれてしまいました。マララさんは奇跡的に一命をとりとめ、女の子だからという理由で学ぶ機会を奪われている子供たちのため教育を受ける権利と大切さを自らの命の危険をさらしてまで世界に訴え続けました。タリバンも子供のころ教育をしっかり受けられず、戦うことでしか問題を解決できないと思ってこのような状況になっています。「無知は罪」というように教育を受けられないというのはとても悲しいことにつながってしまうのです。
 ではこのような状況をなくすためにはどうしたらいいのでしょう。実際貧しい地域に行って困っている人を助けることは難しいでしょう。でも、誰にでも簡単にこの世界を変えられる方法があります。それは募金です。お金がないから子供たちも働き、地域によっては学校もないところもあるでしょう。しかしお金があれば、子供たちは働かなくてよくなり、学校を建設することだってできます。生まれたところが違うだけで苦しみながら生きなければいけない今の現状はおかしいと思います。先進国に生まれた私たちは募金という形で世界平和に貢献する義務があると思います。多くの人が今の現状を知り、積極的に募金活動に参加してこの現状が一日でも早く改善してほしいです。

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