『平等~国際関係の悪化から~』
世界中でグローバル化が進む現在、日本では288万5904人もの外国人が生活している。それらの国の中では近くの国、中国と韓国から来た人が多くを占めている。私はこの事実から、中学校の社会の時間に学習したことが頭に浮かんだ。
「“在日朝鮮人・中国人への差別“これが現在の日本では問題になっています」社会を教えてくださる先生が教科書を読み上げた。私はこの時とても嫌な思いになったのを覚えている。私は日本人であるのに理由はなぜだろうか?K-popが好きだから?中華料理が好きだから?いや全て違う。どんな理由であれこの世に差別されていい人など存在しないからである。
私が外国に強く関心を持つようになったのは小学生の時。英語の時間にするゲームや歌遊びが楽しくて、私はその時からずっと英語が大好きだった。だが6年生の時、多国籍のK-popグループが大流行して私もあっという間に大ファンになった。それ以上に私が驚いたのは生まれも育ちも違う方達が共に生活し活動しているということ。言語が違えば、育った文化が違えば少なからず不都合が出てくるはずなのに、メディアで取り上げられる事実を見れば、憎く思う他国の人だっているはずなのに、彼女たちは一切関係なく素敵な音楽を作り上げ人々の心を癒している。
私はこれを知り、強く感心した上心が暖かくなった。それからというもの私は外国語に関する本を読みまくり、世界中の国々についての図鑑を買ってもらい、夏休みの研究も外国についてまとめるようになった。おかげで学校の英語の成績はとても高くなった上ある程度韓国語を理解できるようになったためいつしか私の夢は「外国で仕事をすること」になっていた。
しかしここでぶつかったのが日韓・日中関係の悪化である。私の周りには韓国や中国に対していいイメージを抱いていない人が少なからずいた。そのためか外国で働きたいと夢を言っても中国には行かないでほしいだとか、韓国語が理解できたところで役に立たないとまでゆわれ、K-popが好きなことを否定されることもあった。
確かに最近のニュースを見ればそれらの国に対していいイメージを持つ方が難しいと思うが私はK-popが好きになったことで大きく価値観が変えられたことがあった。ほんとに日本が好きでなければいくらお金が入るとしても日本語をわざわざ勉強して活動しには来ないと思うし、現地で日本人があんなに愛されるということもないだろうが実際は違っている。
また、私が以前YouTubeで見た動画では「政治の部分で憎いところがあるだけで日本が嫌いなのではない」といっている人もいた。韓国や中国の人々はみんながみんな日本を嫌っているのだろうか。
私はK-popという一つの文化を通して広い視点を持つことができていると思うし、誰になんと言われようと自分の道を貫いている自分が少し誇らしい。毎週海外の先生とオンラインで英会話をし、中国語も習いに行っている。夏には海外の大学生と三日間英語だけで過ごし今回このようにしてボランティアに参加することもできた。今までは私が習う立場だったのが今回自分が先生になってみて、とても楽しかったしこういう形で国際交流するのもいいなと思うことができた。
地球上にたくさんの人々がいる中で私1人が国際平和を願っても叶うわけがないが、私は将来今のようにボランティアや国際交流を続けながら多言語を操れるようになって世界中に友達を作ってみたい。
世界中の誰もが平等に平和に暮らすことができる日が来ることを願って。
大変満足
将来の進路に活かしたい
視野が広がった!
将来は海外で働きたいので高校に入学してから海外の大学生と過ごすプログラムに参加してみたり毎週海外の先生と英会話をしたりしていて、積極的に外国の方と関わりたいと思ったから。
いつもは自分が学ぶ立場だったけど今回このようにして自分が教える立場になってとても不思議な感じがしました。だけど生徒さんに助けてもらう部分もあってとても楽しかったです!
積極的に外国の方と関わりながらも、自分が教える立場にも回ってみたいです。
迷うくらいなら参加してみるといいと思います!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
うまく疎通がいかない時などにとても助けてもらいました。最後には私宛にアドバイスもくれてありがたかったです。