『〜難民のいない世界へ〜 私にできること』
今世界には約8000万人もの故郷を追われた人たちが存在している。しかし、避難をした先に待ち受けているのは、元の生活とはかけ離れた現実である。そして避難先で最も弱い立場に置かれるのが女性や子供であることを忘れてはならない。
私はSDGsの目標の一つである16「平和と公正を全ての人に」に焦点をあて、難民先で女性や子供たちを含めた全ての人が安心・安全で暮らせるために何ができるかを考察する。
私がこの問題に興味を持ったのは、1人の難民少年のインタビューである。少年が泣きながら家族への思いと、学校に通えないことの悲しさを訴えていたことが印象に残っている。このニュースをきっかけに彼ら何ができるかを考えた。
まず初めに難民者が減らない理由の1つに難民の受け入れ問題があると考える。難民の受け入れ国は、戦争や紛争が起こっている隣国が多い。つまり、戦争や紛争がない国は難民問題を他人事に考えている傾向があると言える。故に難民を受け入れる制度や環境が整っていないことが原因である。そしてもう一つの理由は、異国の人間を受け入れるという恐怖心である。人間は知らないもの、初めてのものに対して恐怖や防衛本能を働かせる。このように制度や環境以外にも人間の心理状態も原因の1つである。
私は避難してきた子供や女性も生活できるよう学びの場と働く場を提供するために「難民者による言語学校」の実現を考える。なぜなら避難先で一番の問題になるのは言語の壁だからである。しかし、言語学校であれば教師として自国の文化や言語を教えることができ、子供たちの教育の場も設けることが可能となる。さらに自国について知ってもらうことで今起きている現状を世界へ広めるきっかけとなる。よって難民語学学校の卒業生が世界に羽ばたくことで難民に対する理解を深め、受け入れ国を増やすことができると考える。
私はほろぷらのカンボシアボランティアを通して、言葉の壁を不安に感じていた。しかし、日本語を一生懸命話している子供たちを見て日本の文化が離れた国にも伝わっていることに感銘を受けた。そして学んだ日本語を生かして仕事をしている姿を見て、自国の文化を伝えることの意義を見つけ出すことができたのである。
私の今後の目標は、難民を受け入れている国への寄付やボランティアを行い、家族や友人など1人でも多くの人に難民問題について興味を持ってもらえるよう情報発信をしていきたいと考える。
大変満足
社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
SDGsについて興味も持っており、もっと学びたいと思い参加しました。SDGsとについて全くの初心者でしたが、ブログを拝見して自分も何か力になりたいと思い、思い切って参加を決意しました
とっても大満足です。初めてのボランティアで、初めは緊張しましたが現地の先生や生徒さんが明るく接してくださりとっても楽しく授業をすることができました。また、テキストも見やすくまとまっていて、初心者の私にでも理解できました
今後は、自分で学んだことを発信していきたいと考えています。SDGsとは1人では達成できないことだと思うので周りを巻き込んで挑戦していきたいです。
一生に一度の経験ができると思います。ぜひ挑戦してみてください