『ごみ問題と絶滅危惧種』
海沿いを歩いていると、海岸に打ち上げられたペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみがたくさんある。海は人間や動物が生きていくうえで欠かせない存在である。そして,海からはわたしたちが生きるための食べものなど,多くの恵みを受け取っている。
しかし,その海が,深刻な問題を抱えている。ひとつは、海洋生物の中には絶滅危惧種と認定されるほど個体数が減っている種がいることである。これは自然には起こるではない。私たち人間の行動が大きな影響を与え、様々な種の個体数を減らしてしまっている。もうひとつは,わたしたちが出すごみや排水で海が汚れてしまっていることである。この問題をどのように解決すれば良いだろうか。
世界での現状は、リサイクルや焼却処理、埋め立て処理が追い付かず、適切に処理されないプラスチックや意図的にポイ捨てされるプラスチックの一部が川や海岸から海に入り込む。また、漁業で使われるプラスチック製の網やレジャーでも使われる釣り糸が海に廃棄されると、そのまま海洋プラスチックごみとなる。これにより、海洋生物が間違えて食べてしまったり、プラスチック製の網などが絡まったりなどして、最悪の場合死んでしまうといった問題が世界中で起きている。
世界中では、大量のごみがあるためすぐにこの問題を解決することは不可能である。しかし、世界の人々が3Rを心がけることが出来れば解決の糸口がある。3Rとは「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」のことである。例えばリデュースは、レジ袋を使用しないためにマイバックを持参することや、使い捨て食器や容器の使用を減らすことを目的としている。またリユースはボディソープやシャンプーなどもともとの容器に詰め替えることで再使用し廃棄されるボトルの量を減らしたりする。リサイクルはプラスチックを分別回収してもらい、原料として再利用する。プラスチックは分別し、再利用すれば資源にもなる。この3Rはどれもプラスチックごみを出さないための工夫であり、資源として再利用する方法を示している。つまり、この3つのことを意識するだけでごみの量を限りなく少なくし、そのことでごみの焼却や埋立処分による環境への悪い影響を極力減らすことと、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくることが出来る。他にも、ごみのポイ捨てや不法投棄はせず、決められた場所や時間に分別してごみを捨てることや、ごみ拾いやボランティアに参加することによって海を汚す原因となるごみの量を減らすことが出来る。
このことをふまえて私は、3Rを心がけてごみ拾いのボランティアに進んで参加したい。また、絶滅危惧種の動物について調べて自分が行動出来ることを見つけていきたい。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
進路に生かすことが出来るため
SDGsについての知識を増やしていきたいから
SDGsは一つ一つが単独ではなく、全てが繋がっているのだと深く感じた。コロナの影響によってSDGsの目標達成に大きな影響があると感じた。しかし、そのコロナ化でも出来る事をしていきたいと思う。
自分が出来るSDGsのアクションを調べて行動していきたい。
とても良い経験になると思うので積極的に参加してみてください!