『誰も取り残さない』
2019年12月、世界で初めて新型コロナウイルスが確認された。日本では2020年1月に初めての感染者が確認され、数ヶ月でパンデミックと呼ばれる世界的流行になった。緊急事態宣言が発令され自粛、休校、世界ではロックダウン。これまでの日々は失われた。2022年の今もなお感染者は増え続け、もう前の日常は戻らないのではないかという不安に駆られることもある。そんな今日も、感染症対策を余儀なくされている。私も含め学生は、学生でしか出来ない様々な行事を諦めざるを得なくなった。そんなコロナ禍が与える影響は、全部が悪い影響という訳ではない。コロナ禍で変わった環境の中に、ITの発達が上げられる。ニューヨークではロックダウンの3日後、ITを活用したオンライン教育を実現している。日本でも主流となり、ほとんどの学校は自粛期間中にオンライン授業を行なっていた。私の高校もそうだった。このようなインフラ整備は私たちの生活を大きく変え、ワークライフバランスを実現しやすくなったのではないか。これは「働きがいも経済成長も」というゴールを前進させたと考えられる。それだけではない。「質の高い教育をみんなに」も実現することができるのではないか。世界には、15歳以上で読み書きのできない人が7億人、新型コロナウイルスの影響で2020年7月現在は16億人の子どもが学校に通えていないそうだ。ITが発達した今、この問題を解決することはできるのではないだろうか。現状としては、オンラインでの教育が進んでいても、貧困層や難民キャンプなどを含む不利な状況に置かれている人々はそこにアクセスすることができないのだそうだ。つまり、根本となる問題はデジタル格差である。私が考えるデジタル格差解消の取り組みは、まず、スマート機器を普及することである。例えば携帯電話を機種変更する時、前まで使っていた携帯電話を廃棄せず途上国に寄付するなどということができる。スマート機器に触れ、使い方を知ってもらえば、オンラインでの教育を受けることは可能になるのではないか。私はぼらぷらでの活動を通して、カンボジアに住む子ども達とリモートでコミュニケーションを取ることができた。このように、オンラインで繋がる事が主流となったコロナ禍の今だからこそ、私たちが質の高い教育に貢献することもできるのだ。そして2つ目に私が考えるのは、子ども達にプログラミングなどのITを教えることだ。学校で地理の授業の時間に、メキシコシティの子ども達がパソコンを使いながらITを習っている写真を見た。読み書きや算盤も大切であるが、将来この子達が大きくなった時に今より更にデジタル化した世界に追いついていけないからというのが目的らしい。これを見て、学校に通えていない16億人の子どもたちも、読み書きのできない7億人の子どもたちも、パソコンなどのスマート機器を使ってプログラミングを学びながら読み書きも学んでいけば、「質の高い教育をみんなに」のゴールに繋がるのではないかと考えた。教育は、誰1人取り残してはいけない。そして、この現状や解決策をより多くの人に知ってもらう必要がある。私は今まで学校でSDGsを扱っている程度であまり積極的になれていなかった。しかし世界と向き合うことが増えた今、SDGsの大会にエントリーしてみたり、ぼらぷらでのボランティアをしてみたり等アクションを起こしてみると、見える世界が広くなった。誰1人取り残してはいけないのだと実感した。世界とSDGsの事をもっと知ってもらえるように、私が学んだ事を沢山の人に広めていきたい。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
LIVEボランティアが楽しかった!
受験で使えるようなボランティア活動がしたかったというのと、何か私にできることを探したかったから。
とにかく貴重な経験になりました。この研修を通して見ている世界が広くなったような気がします。この機会に学んだことや取り組みなどを知っていただけるように広めていきたいです。グローバル化が進む今の世界で、社会に出た時に即戦力となれるような知識を身につけられたと思います。カンボジアの子どもたちとの交流がとても楽しくて一生の思い出です。コロナ禍だからこそオンラインでつながる大切さを改めて実感しました。
21世紀の地球を生きる人間としてふさわしい人になれるよう将来に活かしていきたいです。
視野が広がります!LIVEアクティビティがとても楽しいです!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
このような機会を設けてくださったすべてのスタッフの方々、現地のパートナーの方々!本当に本当にありがとうございました!なぜもっと早くこのボランティアを見つけていなかったのだろうと思うほど楽しく、ためになる経験でした。LINEでのやり取りがとても便利で有り難かったです。迅速な対応で助かりました!また、現地にいる皆さん!非常に貴重な体験ができ、皆さんと繋がれた時間は大切な宝物です。いつか実際に現地に訪れることができたらいいなと待ち遠しく思っています!今回は本当に本当にありがとうございました!