『私とSDGsと世界~コロナ渦に、オンライン上で途上国の子供たちに授業ボランティアを行って~』
私はこの研修で、ライブアクティビィティも2回参加させて頂きました。かるた取りや、お互いの国の飲み物やお菓子を紹介しました。
ボランティアは初めてで、日本語を上手く伝えられるか不安でしたが、子供たちはとても勉強熱心で、ひらがなも問題なく読むことができ、スム-ズに授業を進めることが出来ました。子供たちの反応で興味深かったことは、日本の飲み物では、オレンジジュ-スなどはあまり関心を示さず、漢字で書かれた「鳥龍茶」やお菓子の「柿の種」には反響があったことです。
オレンジジュースやポテトチップスは、包装や色などを見れば何であるか大体の予想はつきますが、漢字が並んでいる食べ物、飲み物は「これはなんだろう」と好奇心が湧いたのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、私がこのSDGs
研修を終えて、これからも貢献できることについて考えてみました。世界には196の国があり、先進国は約30ヶ国です。そのうち2020年のSDGs達成度は、日本が17位でカンボジアが106位と大きく差が開いています。
しかし、SDGsは先進国も含め、世界中の国々が達成度しなければならない目標です。この差をなくしていくためには、貧困をなくし格差を減らすことが必要ですが、先進国である日本に住んでいる自分が貢献するために、1番よい取り組みはなんでしょうか。私は3つ提案したいと思います。1つ目は、今回のような教育支援、日本語教育支援を行い、子供たちの学力向上に役立てること、2つ目は信頼出来るNPOなどを通して寄付金による支援をすること、3つ目は、エシカル消費を生活の中に積極的に取り入れることです。ここで2番目の寄付金ですが、例えばお金では無く自分たちがいらなくなった衣服、日用品、文房具だとどうでしょうか?私は物資ではなく、寄付金による貢献と現地の人々が作った物を買う、または関与したものを買うことが大切だと思います。なぜなら、自分たちの不要な品物が、必ずしも発展途上の人々が必要とするものとは限らないからです。
余剰品を処分するためにゴミが増え、労働力を使い、環境破壊にも繋がります。また寄付金の送金は、銀行から容易にできますが、品物だとコストと到着まで時間がかかります。これをSDGsの目標12「つくる責任、使う責任」に当てはめると、メリットは、商品をリサイクルするので地球環境に優しい取り組みになります。デメリットとして、発展途上国に送られてきたものが、そこで格安で売られた場合、現地の人々が自国で衣料品を作成したり販売していても、同じような商品は売れなくなってしまいます。
やはり発展途上国が経済成長するためには、先進国の応援を受け入れるのも大事ですが、自国の産業の発展にも力を入れることも重要な課題です。したがって私は、自分のできる最善の貢献は、現地の人々が作った品物や食品を積極的に購入することだと考えます。現地で購入することはなかなか難しいと思いますが、サステナブル・ラベルのついた商品を買うことを意識づけるのも1つの方法です。フェアトレード認証ラベルのついた食品、オ-ガニックコットンで作られた服など、日々の買い物からSDGsの目標12の「つくる責任使う責任」の達成に少しずつ近づいていると思われます。最後に「No one will be left behind 」
私もこの言葉を念頭において、SDGsの17の目標達成のために、自分のできる持続的な社会貢献を心がけていきたいです。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた
一生モノの学びになった!
オンラインでボランティアができ、またSDGsについて学びたいと思っていたから。自分にできることは何か、今一度考えてみたい。
やはり人に何かを教えることは楽しかったです
もっと持続可能なエネルギーを探したいです
緊張はするかもしれませんが気楽に頑張ってください