『誰一人取り残さないは此処から』
「誰一人取り残さない世界」SDGsの目指す,この地球に生きる私たちが2030年までにつくりたい世界の姿。世界には貧困、性別、障がいの有無、人種や宗教によって、そして紛争地など住んでいる場所によって、取り残されている人たちがいる。
その中で私は取り残されているこどもに目を向け,誰一人取り残さない教育について考える。
世界には読み書き計算ができない子どもがおよそ2.5億人いるとされている。その中で4年以上学校に通った経験がある子どもはおよそ1.3億人いる。このことから2つの問題点が浮かびあがってくる。1つ目は学校に行きたくても行くことができない,学びたくても学べない子どもが多くいることだ。その要因はお金がない,家族のために働かなくては行けない,学校が近くにないなど様々である。2つ目は学校に行くことができても必要な能力が身に付いていない子どもがいるということだ。これには,教室が足りない,教材が足りない,先生が足りない,先生が教えられない,家族の世話や介護によって勉強に集中できないなどの学びの環境が大きく関わっている。また,障がいと生きる子どもは学びの面においても大きなハンディキャップを持っている。
そもそも読み書き計算ができないことがどうして問題なのか。それは,その子どもたちが大人になった時,能力が必要な仕事に就くことができないからだ。そのため,賃金が低い仕事にしか就くことができず,貧しく苦しい生活を送らなければならなくなってしまうのだ。
取り残されている子どもを救うために自分に出来ることはあるのか。オンライン研修を終えた今,「ある」と胸を張っていえる。カンボジアの子どもとオンラインで繋がり,同じ時間を過ごして共に笑いあった経験は私にとってかけがえのない思い出となった。そして,一歩踏み出すだけで遠く離れた場所にいる誰かを笑顔にすることが自分にもできること知った。そしてこの研修に参加したからこそいえること,みんなに伝えたいことがある。
SDGsの項目は全て繋がっている。例えば,質の高い教育を全ての子どもに受けさせるためには貧困を無くさなければいけない。気候変動を止めなければいけない。戦争や紛争のない平和な世界を作らなければいけない。それは途方もなく大変なことに感じるかもしれない。しかし,考え方を変えてみよう。取り残されている子どもたちを救う方法は無限だ。例えば途上国へ寄付をしたり,フェアトレード商品を買ったりすれば貧困により教育を受けられない子どもが減るかもしれない。ゴミを減らせば気候変動によって学校に行けない子どもがいなくなるかもしれない。目の前で暗い顔をしている人がいたら声をかけてあげてほしい。取り残されている誰かをあなたの一言で救えるかもしれない。周りと違うからといって突き放すにではなくわかり合おうとしてみてほしい。なぜなら,誰一人取り残さない世界は全ての人が認め合い,自分らしく生きることのできる世界だから。誰かが誰かの笑顔のために行動して笑顔の輪が広がる世界だから。
私たちが目指す、「誰一人取り残さない世界」,全ての子どもが質の高い教育を受けられる世界では全ての子どもが本を読み,手紙を書き,おつりの計算をすることができる。そして,全ての子どもが夢を追うことができる。そして全ての人が自分らしく笑える世界だ。世界中の人々が手を取り合い,一人一人が行動すれば,必ず実現する未来であると信じて,私は顔も知らない,けれど何処かで取り残されている誰かのために,今日もまた一歩踏み出す。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
文化祭でフェアトレードの活動に参加してからSDGsに興味を持ち,この活動に参加して,SDGsについてもっと知ったり,カンボジアの子どもたちと交流したりしたいと思ったから。
カンボジアの子どもとLIVEアクティビティで交流し,自分にも日本から遠く離れた場所に住む人のためにできることがあると知りました。また,自分に出来るSDGsアクションを考えたり,他の参加者の活動を知り,もっとSDGs達成のために行動したいと思うようになりました。
もっとたくさんのボランティアに参加したいです。また自分に出来るアクションを絶対続けていきます。
この学びは一生の宝になります!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
貴重な経験をさせていただき,本当にありがとうございました。コロナ禍でもオンラインでカンボジアの方と交流することができ,本当に嬉しかったです。この経験で自分の視野が広がりました!いつか現地でもボランティアに参加してみたいです。