海外ボランティア募集！大学生・高校生・社会人にオススメ。春休み夏休みも通年開催。

現代のグローバル社会を生きる私たち若い世代が、社会問題について考え、声を上げることで、SＤＧｓの解決の促進やこれから先、何十年も続く持続可能な社会をつくっていくことができると私は考える。選挙は、私たちの声を届ける一つの方法だ。自分の意見を代弁してくれて、その問題を解決するための政策を実施してくれる政治家に投票することは、SDGｓの達成や、社会問題の解決につながるだろう。
そもそも、日本の選挙の投票率は、世界に比べてかなり低い。ましては、若者の投票率は、先進国の中では最低だ。日本は選挙の投票率を上げることも課題の一つとして挙がっている。なぜ、日本は投票率が低いのだろうか。それは、世界で起こっている問題や政治を他人事と考える人が多いことが原因であると考える。例えば、持続可能な開発のための17の国際目標であるSDGs、名前は知っているが、内容を知らない人がほとんどなのではないだろうか。私自身、高校に入るまで、存在も知らなかった。政治や社会制度、社会問題について日本や世界の現状を考えさせられる機会が、学校などでも今までになかった。そのため、知らない学生や若者も多いだろう。こうした状況の中で、自ら社会問題に目を向け、新聞やニュースなどで情報を得ることが大切になってくる。そして、その集めた情報を、私たちは、選挙権が認められていない年齢の子どもたちにも伝えていく必要があると考える。日ごろから、周りに発信する意識も大切になってくるだろう。幼いころから社会問題などについて考えることで、政治に関する当事者意識を高めることが出来るのではないだろうか。
また、政治にはさまざまな考え方がある。だから、政治について発言することで、意見がぶつかり合い、批判されることもあり得る。しかし、現在のグローバル社会ではさまざまな背景や価値観を持った人と共に暮らしている。政治に対する考え方が違うのは当たり前なのだ。このような社会では、家庭や学校、ＳＮＳ上などで、気軽に政治について話すことが出来ない。だからこそ、私たち一人一人が社会問題や政治に興味を持ち、考え、世界に目を向けなければ、持続可能な未来をつくっていくことはできないのだ。解決策などを考えることも大切だが、問題解決に向けて、実際に動いてくれる政治家に投票に行くことが、一番現実的で実践しやすいことだと考える。これからの日本、世界を創っていくのは、大人ではなく、私たち若い世代である。私たちの投票が未来を変える鍵なのだ。
一人ひとりの意見が十分に反映された選挙は、結果として、全てのSDGsの解決につながり、持続可能な社会をつくっていくことができると考える。そして、他者の意見にも耳を傾け、互いに尊重し合うことで、自分の視野も広がり、これからのグローバル社会を生き抜く糧にもなるだろう。
これからの未来を作っていくのは私たちだ。私たちは、今抱えている問題を知ろうとし、それに対する自分なりの意見を持とうと学んでいる。問題を解決するための対策を考だけで終わらせず、それを実現するために、国民の一人として私たちの代表を自ら選び、明日の日本を創るために、今日から行動していきたい。