[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私生活とSDGs』

小論文

『私生活とSDGs』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私生活とSDGs 木下 真夢
 私はSDGsと深くかかわることができる機会で最も身近なのは私生活にあると考える。SDGsは決して他人事ではなく、恐らくこれから何十年かにわたり関わっていかなくてはいけない重要な問題である。私たちは今問題になっていることについて、広い目線で見るのではなく、小さな、身近な目線で見る必要があるのだ。
 私がそう思う理由は、私たちが意識的にも無意識にも行っている行動が世界の環境問題や経済問題に繋がりかねないという点にある。例えば食品ロスについて、SDGsで言うと12番の「つくる責任、つかう責任」に当たる、深刻化している問題である。現状日本では、食品ロスの総量は年間で570万トンにも上ると農林水産省が明らかにした。これは日本人が一日に一人当たりお茶碗一杯分が捨てられていると考えることと同じことと言える。私はこの数字を見て、すぐに身近で起きたことが頭に浮かんだ。それは部活の全道大会に行ったとき、ホテル側が用意してくださった食事を残す部員が何人もいたのだ。残す理由は主に”嫌いだから”や、”お腹一杯だから”といったことであろうが、私はこの状況を見たとき、思わず幻滅せざるを得なかった。決して大げさに言ったわけでない。これらの残された食材は廃棄されなければならないのだから、まさに食品ロスなのである。廃棄するには焼却処分や埋め立てが行われるため、二酸化炭素の増大や、海の面積が小さくなるなど、同時にSDGs目標、13番の「気候変動に具体的な対策を」と14番の「海の豊かさを守ろう」にも余分な影響を及ぼしてしまうのである。このような身近で小さいことと思われることでも、世界レベルで深刻な状況を作り上げてしまうことを私たちは自覚できているだろうか。
 食品ロスの解決策として行われている政策でフードバンクがある。食品ロスの専門家の一人はアメリカで活動していた時にフードバンクに出会ったという。アメリカではまだ食べられるけれども商品としては流通できないもの、例えば凹んだ缶詰やパッケージが破れた商品を寄付することができるのがフードバンクであるが、現在日本では約77もの工場があるそうだ。フードバンクは未だにあまり知名度が高くない。同い年の友達は知っている人が多かったが、若い年代こそ知っておくほうがいいと考える。例えばフードバンクを実際に体験させたり、食品ロスの現状を子供たちに説明する機会を作ったり、そもそも根本的な問題を解決するために、子どもの好き嫌いをなくすといったことがあげられる。とにかく、フードバンクは今後も日本全国に身近な存在であることが求められるのである。
 ただ私が思うのは、このような活動は確かに素晴らしい活動であるが、そもそも食品ロスをなくせばこの活動をせずともよくなるのだ。国が裕福であることは良いことであるが、食糧難の人々が大勢いる中で食べ物を残す行為が許されるのだろうか。SDGsの学習を通じたとき、私たちは現状に甘えていることに気付くのである。今回私が経験した食べ残しの件も含め、食品ロスをなくすには一人一人が普段からの意識的な生活をすること、さらに無意識下でも行うことができるようにSDGsをもっと身近なものとしていかなくてはいけない。私たちの学校では週に一度、GSラボという授業でSDGsについて調べ学習をしたり、発表をしたりする機会が設けられている。更に私は塾でも同じようにSDGsの題材でグループセッションをする機会がある。きっとこの機会がなければ多くの生徒はSDGsに触れる機会が格段に減ってしまうであろう。このように学校や塾での授業の一環としてSDGsを取り入れることはとても良いことで、これからさらに増えることを期待する。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、将来の進路に活かしたい

受講後の気持ち

勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!

研修を受講した理由を教えて下さい

ここでの経験を大学で使いたいから
このボランティアを通じて海外のことをもっと知りたいから

研修を受講した感想は?

はじめは進路に役立たせるためにこのボランティアに参加しました。このような活動があることは参加する少し前に初めて知りました。SDGsは今の日本でも世界でも大きな目標となっていて、それを達成するために行動するボラプラをとても誇りに思います。学校でもSDGsの活動はしていましたがここまで詳しく知ることはなかったのでとても貴重な体験になったと思います。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

大学に進むとより多くの頻度、このような活動に出会うと思うので積極的に参加してこれらの経験を活かしたいと思います。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

とても貴重な体験なのでぜひ!!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

世界のために活躍する皆様はとても素晴らしいと思います。ネット越しではありますが関わることが出来て良かったです。私も機会があればこのような活動に参加していきたいと思っています。これからも頑張ってください!!

ふきだし

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