『認めてあげられる社会を』
sdgsとは、持続可能な世界を実現していくための目標のことです。そんなsdgsを実現させるために私ができることは、sdgsとは何なのか、具体的にどんなことをしたらsdgsに貢献出来るのかなどを分かりやすい説明で家族や友達などの周りの人たち伝えていくことだと考えました。
私はこの研修に参加するまで、sdgsに17もの目標があるということを知りませんでした。ですが、この研修で様々なことを深く学んだお陰で、sdgsのことをよく知ることができ、自分にも沢山出来ることがあるんだなと深く考えさせられました。その中でも私が1番興味を持ったのはジェンダー平等についてです。ジェンダーとは社会的・文化的につくられる性別のことで、sdgsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」でジェンダー問題が大きく取り上げられています。その問題に対して私が考えた今すぐ出来ることは、まずジェンダー問題の現状を知りもっと身近に考えるということだ。なぜなら私たちが住む日本はほかの国々と比べるとジェンダー意識がとても根付いており、特に家事育児では、「女性は家庭で家の事をするべきだ」という考えが当たり前になっているし、また学校の校長や政界にも女性が少ないなど、女性が社会で活躍する機会が少ないと問題になっています。また途上国では「女の子だから」という理由だけで、学校に通わせてもらえない女の子がいます。体が大人になる前に本人の意思とは関係なく結婚・妊娠・出産する、児童婚の習慣が残っている地域もあります。このようにジェンダー差別の被害者はほとんど女性であるのです。
私は先日ネットニュースで、興味深い記事を読みました。それは、コロナショックで増加している家庭内暴力についての記事で、"電話やインターネットで家庭内暴力や虐待の相談を受け付けているイギリスの慈善団体「レフュージ」によると、イギリスでロックダウンが始まってから2週間で、相談件数が25%も増加し、日本でも、NPO法人「全国女性シェルターネット」が、家庭内暴力や虐待が増えたり悪化したりする恐れがあるとして、相談できる場所を閉じないように、2020年3月末、政府に要望書を提出している”という内容でした。災害などの非常時には人々は大きなストレスを感じやすくなり、それが弱い立場の女性や子どもに向かい、家庭内暴力や虐待が増える傾向にあるそうです。今回のコロナショックでは、加害者も被害者も家にいる時間が長くなり、よりその傾向が強くなるだろうと懸念されているのです。そしてやはり家庭内暴力の被害者は9割が女性だったそうです。この現状も少しでも良くするためには、一人一人が相手の気持ちを考えて行動し、当たり前に支配されず、一人一人の違いを認めてあげることが大事なのだと思います。そうすれば
ジェンダーフリーな社会が実現されていくのだと私は考えます。一人一人の意見や価値観を尊重し、例えば化粧や料理が好きな男性がいたら、「素敵だね」と優しい言葉を掛けてあげられるような、そんな誰もが周りの目を気にせず自分らしく生きられる世界を私たちは作っていく必要があるのではないでしょうか。
満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
元々学校のsdgs実行会に所属し活動していく中で、もう一度sdgsについて学んだり、実際にオンラインで現地の子供たちと繋がったりする経験は将来絶対役に立つと思ったからです。
最初はSDGsについて分からないことだらけだったけれど、この研修に参加して、SDGsについてよく知れたのでとても良かったです。自分の視野が広がったような気がします!
この学びを周りの人に伝える。
参加して損はないです!ぜひ参加してみてくだい!