[ぼらぷらSDGs小論文]

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『私たちができること』

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小論文

『私たちができること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私たちは当たり前のように毎日学校に通っている。しかし、世界には学校に通えず教育を受けられない子供たちもいる。そして、その子供たちは重労働をさせられている。なぜ世界ではこのような現状が起こっているのだろうか。なぜ国によって教育の差があるのだろうか。
 私がこのテーマについて調べようと思ったきっかけは、「質の高い教育をみんな」にという項目での「質の高い教育」とはどのようなものなのか。「みんな」という対象は誰なのか。ということについて疑問に思ったからだ。
 「質の高い教育をみんなに」とは具体的に2つの内容がある。1つ目は、2030年までにすべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進するという目標。2つ目は、すべての人々に対し国や家庭、性別に関係なく平等に教育を受けられる機会を提供すること。また、SDGsの「質の高い教育をみんなに」の「みんな」とは子どもだけでなく、教育を受ける機会がなく大きくなった大人も含まれる。
 世界の現状は、学校に通えない。授業を受けることができない。という子どもたちもいる。このような現状になっているのには、様々な原因や理由がある。1つ目は、学校や教師の不足。学校が近くになかったり、遠すぎて通えない子どもたちがいたりする。学校があっても、先生がいなくて授業を受けられないという現実もある。他にも、先生にある方法がない。給与が低く質の良い先生が生まれてこない。という理由もある。2つ目は、貧困。日々の生活で生きていくことで精いっぱいの中、学校に通うお金のない子どもたちが多くいる。そして、学校に行って勉強することよりも、家庭の一労働力として働くことを求められている。これは、学校に行くことより、お金を稼ぐことが優先されているから。また、両親が仕事をしている間、幼い弟、妹の面倒を見なければいけない。これは、幼稚園や保育園という設備が整っていないから起こってしまう。5つ目は、病気のため。環境が整っていないため、不衛生な暮らしと栄養不足により、病気にかかりやすくなってしまう。そして、医療の遅れやお金がないことで、満足な治療を受けられず、病気のままになってしまい、学校に通うことができなくなる。6つ目は、戦争。現在でも戦争や紛争のある地域で暮らしている子どもたちもいる。7つ目は、男女差別。地域によっては男女格差が根強く残っていて、「女性は家の仕事をするべき」と考えている人も多くいる。そのため、「女の子は教育を受ける必要がない」と考えられていて、学校に通わせてもらえない。
このような世界の現状になっている理由として、その国の環境問題や昔から続く習慣、考えが残っているということが考えられる。これらを改善するためには、今ある環境を変えていく必要があると思う。
しかし、できることは限られている。その中で、私たちにできることとして、「現状を知る・関心を持つ」ということがあげられる。
今回の総合の授業がなかったら、SDGsについて調べていなかったかもしれない。今回、調べたことは、世界にある問題の中の一部だと思うから、これからどうしていくべきなのかをもっと調べていきたい。そして、得た情報を多くの人に発信していけるようにしたい。
 私が今回SDGsについて調べて、17ある目標は全て繋がっているのだと思った。17ある目標のうち、1つだけ改善しても意味がない。また、1つだけ改善することは不可能であり、すべての目標を改善、達成することに意味があると思う。だから、すべての目標についてもっと知識を高めていきたい。そして、今の自分にできることを見つけ、考えて、日常生活で意識して行動できるようにしたい。

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