[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『飢餓をなくす』

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小論文

『飢餓をなくす』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

  この文章を読めている私たちは幸せだ。そう言えるのは、私たちは毎日学校に通い、友達と楽しく会話をし、勉強と部活に取り組み、雨風をしのげる家に帰って安心して寝ることができるからだ。このような生活をするためになくてはならない「健康」が私たちには当たり前のようにある。だが世界全体に目を向けてみると私たちと違って明日の健康、ましてや今日の命さえも保障されない人々が沢山いる。国連によると、2022年に慢性的な飢餓に直面していた人が世界で7億3500万人に達したという。これは11人に1人が飢餓に陥っていることを示している。私たちが住んでいる日本でも2.5%の人が飢餓状態だ。
飢餓に陥っている人がいる地域では1日の食事が一回の地域もある。これでは栄養失調になるのは当然だ。飢餓は栄養失調だけでなく命をおとすことにも繋がる。飢餓に陥ると成長できなかったり、知的障害が引き起こされたりして大人になっても十分に働くことができなくなる。働くことができなければ収入が減り、食べ物を手に入れる手段がなくなり飢餓がさらに深刻になる。この悪循環により最悪の場合は命を落とすケースもある。実際に飢餓による死者は年間で1300万人という調査もある。飢餓について調べていると、おなかが膨らんでいる子供の写真を見つけた。その子供は「腹水」と言われる極度の栄養失調の状態だ。体内の栄養が不足しているため、血管の中ではなくお腹に水が貯まっているのだ。この状態になると胃が圧迫されて食事がとれなくなったり、吐き気が出たりすることもある。また、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなるという危険もある。
このような飢餓の解決策として私たちにできることは、食料廃棄や食品ロスをなくすこと、食の多様化、貧しい地域への募金や物資の支援がある。そもそもSDGsが国連総会で採択されたのは2015年で、2017年頃にはSDGsは私たち国民にも広まっていた。それから7年経った今、SDGsの17の目標を2030年までに達成することは困難だと言われている。それにも拘わらずSDGsに少しでも取り組んでいる国民はどのくらいいるのだろうか。SDGsを達成するためには、まずは知ることが大事だと言われてきたが、今はもうその段階ではない。地球に住む全員がSDGsに取り組まなければいけない段階だ。その取り組む第一歩として、今ある幸せに目を向けて生活することが大事だ。今ある幸せに気付けば、困っている誰かのために手を差し伸べたくなるのではないだろうか。

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