[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『知ることで広がる世界』

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小論文

『知ることで広がる世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

義務教育。国民が学齢児童・生徒に対して義務として受けさせなければならない普通教育のことである。義務とは人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない務め。倫理学的には人が道徳上、必然的になすべきことという意味で、日本では国民の権利、義務として重要視されていることだ。だが、9年間ベルトコンベアーに乗った様に何の問題もなく教育を受けていれば中には、「学校に行けて当たり前。」「勉強させられている。」と考える子供も多くいるはずだ。私もかつてはそう考えていた1人だった。しかし、世界には多くの学校に通えない子供がいる。そして通えなかった大人もいるのだ。
まず始めに、SDGsには教育に関する課題について書かれた目標4がある。それは、だれもが公平に良い教育を受けられること。又、一生に渡って学習できる機会を広めることだ。
そして、2030年までに男女問わず小中学校で平等な教育を受け、1人1人の夢に向かい学ぶことができるようにするのがSDGsの最終的なゴールである。
しかし、2021年の6歳から17歳の学校に通えない子供の数は約9800万に達している。要因としては、貧困や学校、教師の不足、紛争、親の偏見など様々である。そのため、子供たちには学ぶための機会創出が必要なのだ。
ところで「みんあの学校プロジェクト」を知っているだろうか。私は今回の学習で初めて知り感銘を受けた。このプロジェクトは民間の住民参加型の学校運営をし、地元の子供たちの学習環境を改善するためにできた。2004年時ではわずか24校だったが2021年には52658校までに増加しておりその他地域の大人たちの意識変革に成功した。
学校が無いことが当たり前になってしまっている地域に教育の大切さを理解してもらうことが大切なのだ。そこで子供たちだけではなく大人たちにも学びの機会が増えていってほしいと思った。読み書きができれば仕事の選択肢が増え、感染症などについての正しい知識を得ることができれば死亡率もさがり生活における視野が広がるだろう。そして子供に教育を受けさせることについてもより積極的になるだろう。
教育には間違った情報や偏見を取り除く力がある。知ることでひとりひとりの世界が広がり、誰かの命を救うきっかけを作るかもしれない。
 その手助けならきっと私たちにも可能なはずだ。例えば募金なら多くの支援団体が設置しており足も運びやすい。絵を描くのが得意であれば啓発ポスターなどもいいかもしれない。小さなことでも自分に合った方法で取り組んでいきたいものだ。

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