『オンラインボランティアをして高まった意識』
学びたくても学べない、働きたくても働けない、人種や国が違うというだけでこのような不平等を受ける子供たちがたくさんいる。オンラインボランティアでカンボジアの子供たちと接することで開発途上国とSDGsについて多くを考えるようになった。世界では1日約200円以下で生活する人が約7~8億人いる。貧困の為、親と一緒に出稼ぎに行ったり、家で手伝いをしたりして、学校に通えない子供がいる。また戦争や内戦で教育環境が破壊され、学習機会を失った子供もいる。栄養失調や劣悪な衛生状態の影響で小さいうちに命を落としてしまう子供もたくさんいる。この不平等をなくすにはどうしたらよいのか。
今回、以前より興味を持っていた日本語学習の手助けをしたいという思いで参加し、そこでカンボジアの子供たちが日本語と英語を話せるようになることで、将来の就職の選択肢が広がるという大きなメリットがあることを知った。将来語学を身に付け、様々な職業についた子供たちがSDGsに取り組みながらカンボジアの環境を改善していくだろうと想像することは、学習の手助けをするにあたって大きな喜びを与えてくれた。LIVEアクティビティでは、笑顔のかわいい子供たちと楽しく日本語で会話をし、遊ぶことができた。授業の最後には、「先生、ハンサムですね。かっこいいですね。さようなら。」と褒め言葉を言ってもらえた。これは日本には浸透していないコミュニケーションスキルであり、照れくさい気持ちになりながら逆に勉強させてもらい感謝の気持ちになった。
また、新型コロナウイルスの世界的流行によりオンラインで繋がるシステムが構築され、自宅にいながらカンボジアの子供たちと会話できる機会が得られたこともうれしく感じた。私たちも2020年に学校が休校となりオンライン授業が開始された。この際、不登校や病気で登校できなかった生徒がオンラインで授業に参加できるようになったと耳にした。インターネットでの授業は自宅でも病院でもどこにいても参加できる利点があり、今後もっと発展して欲しいと期待している。
しかし、インターネットの環境はまだ限られた地域でしか完備されていない。1回目のLIVEアクティビティ当日、現地のネット環境が不安定で接続できなかった。水、電気、トイレ以上に、インターネットが完備されていない地域が世界には多くあると実感した。安全な飲み水が手に入らない人が約21億人、電気を使えない人が12億人以上いる。安全な水や衛生的なトイレがないために毎年数百万人が命を落としている。今回の研修でそのような具体的な数値を知り、漠然としていた世界の状況がリアルに考えられるようになった。それによって、いかに日本の環境が恵まれているかを改めて感じられるようになった。
今までSDGsは世界や国、企業が進めるイメージがあり、他人事のような感じが強かった。しかし、今回の研修で17の目標の一つ一つに当時者意識を持ち、何ができるか考えるようになった。私はこのオンラインボランティアを通して開発途上国の子供たちのことを考えた。すべての子供たちが学び、働ける社会になるには、貧困を改善し、上下水道、電気等の衛生環境を改善し、健康を確保することが必要である。そして、教育環境を整え、すべての子供たちに学習機会を与えることだ。短期間で世界のオンライン環境が整ったように、多くの国が協力すれば開発途上国の生活環境や教育環境も整えることができるのではないだろうか。自分自身は大きなことはできないが、節水や節電など日々できることを継続し、周りの人に話したり、SNSで情報発信をしたりしていきたいと思う。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
学校で紹介していたことと、オンラインでボランティア活動ができることに魅力を感じたから。
SDGsの内容を詳しく知ることができ、漠然としていた世界の状況がリアルに考えられるようになった。さらに、17の目標の一つ一つに当事者意識を持ち、何ができるか考えられるようになった。また、オンラインボランティア活動がとても楽しかった。カンボジアの子供たちの未来への手助けをしたという喜びを感じた。またしたいと思う。
将来の進学、就職に活かしたい。
ぼらぷらの研修を受けて視野が広がりました。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
素敵な研修内容をありがとうございました。多くを学ぶことができました。
現地の先生方、オンライン授業ではお手伝いをしていただきありがとうございました。