[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin689253060
わたしのSDGsアクション

『貧困をなくそう』

小論文

『貧困をなくそう』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は貧困について調べた。世界には貧困で苦しむ人が多く存在するが、なぜ貧困が生まれてしまったのか。貧困は人々にどのような悪影響を及ぼすのか。私はこれらに着目して考えた。
お金の始まりは、宝貝であった。お金はこの世になくてはならないものであるが、お金が生まれたことにより、貧富の差が生まれ人々が苦しんでいるのが現実だ。貧困について調べる際にまず、なぜ国があるお金とない国があるのかを疑問に思った。しかしそれについて考えても何も変わらないことに気づき、今の世界の貧困状況を理解し、私たちに何ができるのかを探すことにした。
まず、現段階での貧困の基準は、大きく分けて二つある。一つ目は、絶対的貧困である。これは、最低限の暮らしができないほどの貧しさのことであり、わかりやすく言うと一日に200円未満で生活している人のことを言う。二つ目は、相対的貧困である。その国や地域の大多数よりも貧しいことを表す。日本の相対的貧困の人々は七人に一人の割合で存在しており、生活費で精一杯で、病気の治療費や子供の進学費を払う余裕がなくなってしまっている。原因と考えられるものは、非正規雇用と高齢者の増加である。非正規雇用とは、パートやアルバイトなど、一定期間のみの契約を結ぶ雇用のことを言うが、これだと定収入で安定した仕事につけない。また、高齢者の増加により、その面倒をみる労働世代の負担が増えることになる。これらが貧困に繋がっていると考えられる。
貧困が及ぼす悪影響はこれだけでなく、教育格差もその一つである。教育格差とは、生まれ育った環境により受けることのできる教育に格差が生まれることである。学校に通えない理由は主に貧困であり、勉強する機会がないということは将来良い仕事に就けず貧困から抜け出すことが難しくなっている。また、高卒者の月給は、大学・大学院卒の6割程度である。このように貧困は連鎖することになる。
 私たちにできることは、主に二つあると考えた。一つは、団体などへの寄付である。現在では、昔比べてインターネットのウェブサイトで簡単に寄付することもできるようになっている。二つ目はボランティアである。この二つ以外にもできることはたくさんあるかもしれない。大切なのは一人ひとりが貧困について真剣に考え、生活していくことだと思う。だからこれからは、貧困で苦しむ人たちのためにすぐに物を捨てたり、もったいない資源の使い方をしないなど、小さなことから気を付けていきたいと思う。

前へ  |  次へ

一覧に戻る