『世界中の子供たちの夢を守るためにできること』
「貧困」、この言葉は誰しもが、何度か耳にしたことがあるだろう。しかし、日本に住んでいれば身近に感じる機会が少ないので、具体的にどのような問題であるかを知っている人は少ないかもしれない。SDGsでも1番目に取り上げられているこの問題は、SDGsの17の目標の全てに深く関わっている問題だ。
UNDP(国連開発計画)は貧困を、「教育、仕事、食料、保険医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態のこと」と定義している。また、世界銀行は貧困の基準を1日1.9ドル以下の収入と規定している。1.9ドルとは日本円にするとおよそ210円。そのような収入での生活を強いられている人々は世界におよそ7億3600万人もいる。
ここで子供の貧困に焦点を当てて世界の貧困問題について言及していく。世界で極度の貧困下で生活している子供は約3億8500万人にも登ると言われている。つまり、世界の子供の5人に1人が貧困下で暮らしているのだ。さらに、世界の子供の10人に1人は5歳の誕生日を迎える前になくなってしまう。このような背景下には飢餓、大気や水質汚染、インフラの整備が不十分であるなど、様々な問題がある。
貧困の背景にあるこのような問題について私たちにできることはなんだろうか。飢餓問題については、日常生活の中で、食品ロスを減らすため、買い物時に賞味期限を意識する、食材をできるだけ無駄なく使うなどの取り組みができるだろう。汚染問題については歩ける距離であれば自動車を使わない、エアコンや暖房はなるべく少ない部屋での使用を心がけるなどの取り組みができる。
「貧困」はとても大きな問題で日本で暮らす私たちが解決することは難しいように思えるかもしれない。しかし、貧困が起こる背景について考え、そこから自分達ができることを見つけ実行に移すことが大切だと思う。世界中の全ての子供たちの夢を守るために、私はできることを少しずつ始めて行きたい。
大変満足
SDGsについて学びたい
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
SDGsに興味があり深いところまで知りたいと思っていたから。カンボジアの人との交流を通じて学べることがあると思ったから。
SDGsについて漠然としたことしか分からなかったけど、どのような背景があって目標がたてられているかを学ぶことができました。世界の様々な現状を知ることができ、いま自分たちがしなければならないことを考えるとても価値のある経験が出来ました。
日常生活の中でSDGsの目標達成のためにできることを実践していきたいし、将来の夢を決める際にもこの経験を活かしたいです。
とても深く学べることができ、貴重な体験がたくさんできます!自分の考えも深めるとても良い機会だと思います。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
SDGsについて学ぶ時のボラプラの説明がとても分かりやすかったです!LIVEアクティビティでは、とても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。