『現代社会の問題とSDGsの取り組み』
「誰も置き去りにしない」。この言葉はSDGsを学ぶ上で最も大事な言葉だ。私はこの研修中に世界をより良くするためには、私たち一人一人が、SDGsを認識し、行動をとっていく必要があることを学んだ。現代社会は、多くの問題を抱えている。例えば、今もなお続いているウクライナとロシアの戦争だ。彼らは、戦争によって住む家、教育を受ける場所、そして命をも無くした。一つの大きな戦争が、想像もできないくらい彼らを苦しめている。実際に戦争が起きてしまうとどのような影響があるのか。第一に、貧困問題だ。世界には、約7億から8億もの人が、日本円約200円で1日暮らしている。原因は様々だが、主に民族や宗教の対立、資源などの奪い合いなどだ。また、紛争が起こると貧困が増える傾向がある。それによって、貧困だけでなく、難民や教育を受ける環境がなるなど様々な問題を引き起こされる。第二に、不平等が生まれることだ。グローバル化が進んだ一方、発展途上国などでは経済的に学校に行けない子供達がいたり、医療サービスを受けられなかったりと問題が多く発生している。これらの問題に取り組んでいる機関を知っているだろうか。支援といっても色々な方法がある。主に国際連合が活動している。毎日命の危険に晒され、明日を当たり前に生きることができない状況に陥っている人々が世界には大勢いる。国連難民高等弁官事務所UNHCRは難民キャンプに食料だけでなく、テントや毛布、生活必需品などを輸送し、難民の命を守っている。また、JICAは単に紛争のない状態ではなく、紛争の要因を取り除き、平和を定着させる平和構築という取り組みをしている。実際、紛争により発生した難民等の受け入れの9割近くは、開発途上国が担っている。受け入れた国に大きな負担がかかり、また難民が発生するというジレンマに陥るケースが多くある。では、私たちに何ができるだろうか。これの答えは、明確ではない。なぜなら、遠く離れた国で起こっていることに対して私たち一人一人の力で全てを変えることは不可能だからだ。だが、その力が集まれば、平和構築へ一歩近づくと私は考えている。そのためには、SDGsを学んだり、自分にできることは何かについて考えてみたりすることが大事だと思う。この研修は、国際社会を生きている私たちが、互いに理解し、協力し合うことの大切さを認識する良い機会となった。
大変満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい
すごく良かった!
SDGsのことをもっと知りたい
大学で学ぶため
SDGsについて詳しくなれた。SDGsという言葉だけ知っていたが、中身の内容まで深く学ぶことができた。
私は、国際協力機構で働きたいので、貧困や難民支援など、全体的に取り組み、少しでも平和を実現するための力となりたい。
ここで身につけた知識を、誰かに伝え、広めていけるように、そして、自分自身の認識を深めることができるように、頑張ってください。