『Change your mind』
今回の研修を通して、SDGsの17の目標はもちろん169のターゲットやその背景を理解することができた。しかしその中でも私たちにできることは多く存在し、今からでも行動出来るものがあると感じた。この地球に生まれた以上全世界の人が空気を共有し、水を共有して生きている。それなのに、簡単に汚染したり、無駄にするという無責任な行動を取っていいのだろうか?
今、世界は環境問題、とくに水質問題に直面している。生きていくために必要不可欠な水が汚染され、供給されないでいる国が多く存在し多くの人が苦しんでいる。だからこそ今、世界はつながりをもってSDGsについて考え、その問題から逃避せず解決に向かって進んで行くべきではないのだろうか。考えることは簡単であるが、実際に行動に移すというのはなかなかできない。ならできることから1つ1つやっていこうではないか。そのための第1歩として私たちにできることは節水である。節水という言葉を知っている人も多いと思う。しかし、なぜ節水をするということが水質問題を解決することにつながるのだろうか。
現在、世界中で約21億人もの人が安全な飲み水が手に入らない状況で生活している。結果として、毎年約数100万人の命が落とされている。日本では考えられないことであるが、この問題を引き起こしているのは私たち日本人であると言っても過言ではない。日本人は1日に1人あたり平均約214Lもの水を利用している。しかし、サハラ以南の諸国では1人あたりたったの5Lの泥水を手に入れるために数時間かけて水を汲みに行っている。汲んだ水で体を洗ったり飲んだりして生活しているため、下痢や嘔吐を起こしたり、免疫力が低下してしまう。最悪の場合は命を落としてしまうというのが現状である。この世界において『水』というものには限度がある。私たちは日々その限られたものを循環して利用している。そのため、1度汚染された水を再び綺麗にするのには多大な労力と苦労が課せられてしまう。また、私たちが使った分だけの水が他の国に割り当てられなくなってしまっている。環境や技術の格差というものも半面垣間見えるが、私たちが大量消費することで他の国の人に割り当てられる水が少なくなるというのは事実である。この世界に『水』という資源が有限である以上、大量に消費するということはできないのだ。
私たちは今からどのような節水を行うことができるのだろうか。私が思う分では2つある。
1つ目はお風呂での節水である。一般的に湯船に湯を張るのには約200L必要である。お湯を張るためには、水はもちろん湯を沸かすための電力も多く消費している。夏場はシャワーだけにしたり、冬場でも3日に1回だけ湯を張り変えるなど今からでもできることがある。また、残り湯を洗濯や掃除に回したりすることでより節水することができる。
2つ目は、食器洗いである。蛇口を5分間流しっぱなしにすると約60L費やすことになる。そのためなれべく短時間で洗うというのが節水につながるのだ。油などがついた汚れはあらかじめ新聞紙やヘラなどで取っておいたり、つけ洗いで効率的に終わらせたりなど様々な工夫ができる。
直接的な支援は我々高校生や若者にはできないが、これら2つのことは我々にできることであり、一種の支援であると思う。1番大切なのは、1人1人が行動に移すということである。1人がどんなに頑張ったところで世界を変えるのは難しい。だから、地球全体が今つながりを持って解決に向かって進み、持続可能な社会を作り上げること必要である。また、それは今を生きる私たちの使命でもあると私は思う。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
最近世間で言われているSDGsや持続可能とはどういうものでどのような役割を担っているのか知りたかったから。
今回参加させていただいて誠にありがとうございました。
SDGsは日本だけでなく世界の一つのスローガンのようなもので、SDGsを世界でもっと共有していけば地球が一体化すると思いました。
この経験を将来自分でサービスを開発する際に、いろいろな視点から物事を捉えていきたい。
また、いろいろな日常場面において持続可能を考え、行動していきたい。
これからを生き抜く上で大事な知識を身につけられます!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
今回参加させていただき誠にありがとうございました。
現代を生きる私たちにとって必要な知識とスキルを身につける良い機会になりました。
ありがとうございました。