[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『飢餓をなくす』

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小論文

『飢餓をなくす』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

藤枝順心高等学校 24HR10番 杉村樹 私はSDGs目標の一つである「飢餓」について考えました。飢餓とは栄養不良に陥り、健康で活動的な暮らしを営むための十分な食糧が得られないことを指します。 飢餓の人数を調べたところ、世界の飢餓人数は8億2千8百万人、10人に1人は飢餓ということになります。日本は6百35万人が飢餓経験があるということがわかりました。私はこんなにも多くの人が飢餓に悩んでいるとは思わなかったので最初は驚きました。そもそも日本にも飢餓に苦しんでいる人達がいるとは全く思っていませんでした。こんなにも多くの人達が飢餓になってしまう原因は自然災害、紛争、貧困、食糧価格の上昇です。四つの原因を上げましたが、自然災害や紛争時の飢餓は貧困が背景に起こります。食糧価格の上昇によって飢餓に直面するのは、経済的に不安定な途上国です。飢餓の根本的な原因は貧困にあるといえます。一つずつ詳しく説明します。最初に自然災害について説明します。自然災害が発生すれば農作物が被害を受け、被災地では食料が手に入りにくくなります。それだけでなく、農作物や加工品を売って生計を立てている人達は収入も途絶えてしまいます。次に紛争について説明します。アフリカや中央・南アジアなどを中心に、今も紛争が起こっている地域があります。紛争で住まいを追われ、難民キャンプでの生活となると、満足な食事や十分な水を得ることも困難な状態になります。また、紛争地に留まったとしても食料を生産したり調達することもままならず食べる物がなくなってしまいます。紛争地域には食糧支援なども行われますが、地域によっては十分な支援が届かないこともあります。次は貧困について説明します。最初にも述べましたが、食糧が手に入らない根本的な原因は、貧困にあります。例えば、自然災害の影響を受けても他の地域から食糧を購入できれば、食糧不足には陥りません。遠方からの食料調達には購入するためのお金が必要です。また、輸送、保管インフラも必要となり、これらの整備にもお金が掛かります。最後に食糧価格の上昇について説明します。世界の食糧価格は年々上がっています。その背景には殻物などの食料を取り巻く次の環境が挙げられます。 ・牛や豚などの家畜の餌に利用されていて需要が高い。 ・バイオ燃料の原料としても需要が高い。 ・食糧価格上昇に備えた先進国の買い抑えが起こっている。 さらにウクライナとロシアの戦争により貿易が停滞した影響で、2023年3月には食糧価格が過去最高に達しました。 この状態を解決する方法が、緊急食糧支援と貧困からの自立支援です。緊急食糧支援により飢餓状態を一時的にしのぐことができれば、生活向上や農産物の増産、生活基盤作りなどの行動を起こすことも可能です。貧困の根本的な解決には貧困からの自立支援が必要です。外部の助けがなくても安定した地域の経済や家計をできるような支援が行われています。

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