[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin69162eb1f
わたしのSDGsアクション

『文化的視点で見た日本のジェンダー社会』

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

小論文

『文化的視点で見た日本のジェンダー社会』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

2015年、国際連合加盟国193ヵ国が世界の17つの課題を2016年から2030年の15年間で達成する持続可能な開発目標「SDGs」という取り組みを始めました。国連に加盟している私たち日本でも2016年から取り組み、2019年のSDGsにおいての取り組みは世界15位と高い順位でした。ですが、2019年2020年と年が進むにつれ、世界15位から17位と日本の順位が落ちていくのが現状です。日本が概ね達成していると言われるのは、目標4「質の高い教育をみんなに」目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」目標16「平和と公平をすべての人に」などです。これらは、9年間の義務教育や島国であり自然豊かで産業のしやすい日本だからこそ概ね達成できているのだと思いました。逆に達成度が低く課題があるといわれているのが、目標5「ジェンダー平等」目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」等があり、その中でも私は、目標5「ジェンダー平等」について興味を持ちました。
 日本が何故、ジェンダー平等を達成できていないのかを考え私は男性と女性の仕事に目をつけました。日本の男性と女性の平均年収は、20代男性は平均377万、20代女性は平均329万で30代に入ってからは男性と女性の平均年収の差が大きくなり男性が平均494万、女性が平均383万となります。男性と女性で年収格差が生まれる原因のひとつとして、非正規雇用サービス業従業者の多さや管理職の割合の少なさが上がってきます。ほかにもジェンダー・バイアスという文化的差別や偏見など、今は少なくなりつつある早期結婚や強制結婚の慣行といった家庭において、男は仕事、女は家事という思考が強く根ずいています。その他にも、国会における女性議員の人数は、他の国と比べても極めて少なく、このジェンダー平等を達成する上で今の日本の課題でもあるでしょう。2023年、国家公務員の女性比率は約38%、地方公務員の女性比率は約38%ですが、一部の省庁や地方自治体では男性が圧倒的に多い職場もあります。先ほど話した議員では、2023年、衆議院の人数が461名なのに対しその中に居る女性議員は46名で全議席の約10%だそうです。参議院においては、人数が246名なのに対し女性議員が64名で、全議席の約26%を占めています。女性議員の比率は増加傾向にありますが、数字で表してみると男性の方がまだ、多くいることがわかります。
 これらのことから結論として、国民1人1人が意識をするということも大切ですが、男性用の育児休暇を一般化させることや女性も積極的に政治に参加していくことが今の日本の現状では一番近い解決策だと思いました。共働きの中、女性が家事や育児が出来ているのは育児休暇というものがあるからであり、育児休暇の取れるようになり、男性も家庭での家事や育児に関わることができれば、女性も安心して働けるようになるのではないのかと思いました。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい

受講後の気持ち

視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGs自体はテレビで見ていたりと少しだけ知識はありましたが、今回授業でSDGsについて学ぶと知りSDGsとは何か何の目的があるのか。そして、SDGsを学ぶことで私にとってどのような学びを得るのか知りたいと思ったからです。

研修を受講した感想は?

参加動機は些細なことでしたが、SDGsの中でテーマを1つ決める際に私はジェンダー平等と日本社会を
テーマにして考えました。調べていくうちに今の日本が世界的に見てもジェンダー平等とは言えない状況
であることがわかりました。どうして今のような現状に日本はあるのか、日本の歴史を少し遡って調べて
みたりして自分で考えたりすることで、私自身の考えを持って参加することができました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

きっかけは些細なことでしたが、SDGsについて調べ知ることが多くあった為この知識を周りに広めて
いきSDGsの認識を広めていきたいと思いました。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

きっかけが些細なことでも調べていくうちに興味が出てくる為、まずは調べてみてください。

前へ  |  次へ

一覧に戻る