『デザインとSDGs』
私達の周りには、日々様々な問題がある。それらを解決させるために、節電・節水やフードロス、ゴミの分別などを行うことで、持続可能な世界に変えようとしている。しかし、学校の授業で調べたり、取り上げられたりするものは、貧困や、異常気象、戦争などといった大規模で私達の生活から少し離れたところにある問題が多い。それらを解決させようと考えても私達の力でできることは今一つ思いつかない。戦争や災害の被害にあった国へ募金する取り組みがあるが裕福な人でない限り私達が出せる金額は小銭程度であり、それだけではあまり実感が湧かない。募金をすることも大事だが、私は自分が調べた情報を周りに伝えることが誰にでもできる大事なことだと思った。
しかし、私達がより多くの情報を知るには企業側の宣伝の仕方やデザイン力も必要不可欠である。実際、企業では誰にでもわかりやすいデザインにして発信している。例えば、セブン&アイホールディンクスでは、環境宣言「GREEN CHSLLENGE2050」と呼ばれるプラスチック削減など環境負荷の低減を推進する目標が策定され、様々なSDGsの取り組みをし、売りだしている。最近ではスターバックスやマクドナルドなどで紙ストローの使用がメジャーになっていることが有名である。ユニクロでは「RE・UNIQLO」という取り組みをしているが、そのロゴには「ユニバーサルリサイクルシンボル」が用いられており国や地域が違っても「リサイクルの取り組みをしている。」とすぐに認知できるようになっている。この取り組みによって世界で貧困問題や環境問題での対策が行われている。このように、有形のデザインをつくることにより、人により伝わりやすく、馴染みやすくなっている。人に広めるためには内容だけではなくデザイン面も重要になることがわかる。九州大学大学院芸術工学研究院ではSDGsに対して、デザインの領域で貢献するために「SDGsデザインユニット」が設立され、国内外の高校生、大学生、大学院を対象にSDGsの目標達成に貢献できる、実現可能性のある提案を募集する「SDGsデザインインターナショナルアワード」を実施している。このように、次世代を担う私達、若者が持続可能な世界について考えることが大切だ。
これから、私達ができることは、SDGsに身近な企業がどのような取り組みをしているなかを知り、その商品を使うこと、取り組みに参加すること。」学生の場合、人権ポスターや530ポスターなど気軽に人々に考えを広めることができる。企業では企画や製品の開発をより魅力的なデザインにすることで人に伝わりやすく、興味を持ってもらいやすくなるだろう。私はデザインの力を通してSDGsを取り組む大切さを広めたいと思った。
満足
SDGsについて学びたい
勉強になった!
学校の総合探求の授業で取り組みました。
SDGsの様々な問題や取り組みについて知ることができ視野が広がったことと、自分の考えを発表することでより深くまで知ることができた。
SDGsの取り組みについて知ることができたので身近なところから積極的に参加していきたい。
新しく知ることが多く、普段の生活でSDGsの取り組みについて気付くことができます。