[ぼらぷらSDGs小論文]

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『できること』

小論文

『できること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私が思う日本が解決しなければならない問題はジェンダー格差だと思う。日本は世界と比べて特にジェンダー格差が大きい国になっている。もちろんこの問題は日本だけでなく世界にとっても重要な問題であり、解決すべきだと思う。
 では、なぜ日本でジェンダー格差が生まれてしまうのかというと、理由は主に三つあると考えられる。まず、一つ目は男女はこうであるべきだという昔から伝わるしきたりや文化などが根強いから。男は仕事、女は家庭という考え方を小さい頃から教えられてきている人が多く、現状維持バイアスが働いてしまっている。二つ目は問題意識の低さ。格差がある状況でも、それをジェンダー格差だと思わない人が多い。三つ目は初等教育での男女を分けた考え方。小さい頃から男女を分けて考えることを教えられているため、無意識に差別してしまう。このような三つの理由から日本ではジェンダー格差が大きく、不平等になってしまっているのだと思う。
 ジェンダー格差をなくすためにはこうした問題を解決しなければならない。ジェンダー問題の場合、一人一人がジェンダー平等に興味を持ち、理解することが解決の一歩となる。ジェンダー平等を目指すにあたっては、やはり個人だけでなし得ないことの方が多いかもしれないが、問題を解決するための解決策は一人一人が声を上げない限り、生まれない。だから、まずはジェンダー格差に一人一人問題意識を持ち、今の状況を変えなければいけないと思うことが大切になってくると思う。
 昔は男社会が許された時代だったかもしれないが、現在は男女関係なく活躍できる場所を作ることが大切だ。現在においてはに女性だけが不当な扱いを受ける時代ではなくなってきた。しかし未だにジェンダーに関する社会問題は多く残ります。無意識のうちに自分自身の発言で誰かを傷つけてしまわないように、自分は関係ない、自分は大丈夫などと思わず、まずは、一人一人が意識を変えていく必要がある。その小さな第一歩が日本を、世界を変えていくことにつながるのだと私は考える。

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