[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『出来る事から1つずつ』

小論文

『出来る事から1つずつ』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

SDGs(持続可能な開発目標)は「17の目標」と「169のターゲット」で構成されている。人権、経済・社会、地球環境、様々な分野にまたがった課題が分類されている。その中でも「飢餓をゼロに」という目標に対し、私たち各々にできることは沢山あると考える。
今日、世界を生徒40人の教室と考えると、その日食べるものがない、明日以降も食べ物を得られるか分からない状態の人が4人もいる。私がその教室でその状態の人を見ているとするなら、放っておくことは出来ない。私の家庭は他の家庭に比べて人数が多い。その分、1度に買い物する量も多くなる。時には買いだめをしてしまい、気付かぬ間に無駄になってしまう食品も少なくない。私の家庭では「飢餓をゼロに」という目標を達成するためにまずそこから改善できる点がある。その他にも、まずは世界の現状を1人でも多くの人に知ってもらうことが必要である。今の世界の現状を知らない限り、私たちにできることは少なくなるだろう。1人でも多くの人に知ってもらい、改善出来るところから少しづつでも改善していきたい。そして、スーパーやコンビニなど、レジ横の募金箱への募金も私たちができることだ。1日10円募金と考えると、10日続けただけでも100円になる。たったの100円と思う人もいるかもしれないが、この100円でビタミンやミネラルが含まれた栄養素パウダー30袋を寄付することが出来る。また、20日続けると200円になり、10リットルの水を運搬・貯水することができ、折りたたみ式の貯水容器を支援することが出来る。他にも私たちの募金で救われる命が沢山あることを自覚して欲しい。しかし、私が1番取り組みやすく、1番解決へ近づくことが出来ると思うのは「食品ロス」の削減である。「食品ロス」は消費者庁によると「まだ食べられるのに廃棄される食品」と定義されたもので、日本ではこれが問題となっている。食べ残しや賞味期限、消費期限によって捨ててしまうことが「食品ロス」に繋がる。私がそれを減らす取り組みが回り回って世界の飢餓を減らすことに繋がると考えられる。例えば、消費期限・賞味期限の違いを知ることである。いずれも開封していない状態で、表示されている保存方法で保存した場合の期限が表示されている。消費期限は、「食べても安全な期限」
賞味期限は、「美味しく食べることが出来る期限」である。また賞味期限は、過ぎても直ぐに廃棄せずに自分で食べられるかどうかを判断することも大雪である。そして私たちの家庭の課題でもあった買い物をする時に、食べきることが出来る必要な分だけを買うこと。災害時の非常食は買い替えの時期を把握し、期限内に食べ切るようにすること。これらの取り組みだけでも、課題への解決には少しづつ近づいていくはずである。
今回、世界の飢餓について調べると私たちにでいるできることはとても身近にあることに気づいた。日本は関係ないと思いがちだが、世界全体で考えると、他人事ではない。SDGsの基本念理は「誰一人取り残さない」。国や企業だけに頼るのではなく、私たちにできることは沢山ある。できることから、小さな事から1つずつ取り組み、飢餓で困る人がいない世界に私たちの力でしていきたい。

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