[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『質の高い教育による開発途上国の発展』

小論文

『質の高い教育による開発途上国の発展』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私は先日、世界の一人あたりのGDPが高い国とその国の識字率について調べる機会がありそのどれもが100%近いことに気づいたのでSDG'sの4番目の目標である”質の高い教育をみんなに”と関連づけて探求を進めていった。
 まず2022年の一人あたりのGDPが高い国トップ3であるアメリカ合衆国、中国、日本の識字率と初等教育の就学率を調べたところやはりそのどれもが100%近く、識字率においてはアメリカが99,3%日本が99,0%中国が95.1%、初等教育の就学率においては日本が99,92%アメリカが91,82%中国が99,94%であった。
 次にその3ヶ国にある大学と世界大学ランキングの上位100位とを照らし合わせてみた。するとアメリカはカリフォルニア工科大学、ハーバード大学など計38校、中国は北京大学や精華大学など計6校、日本は東京大学と京都大学の計2校がランクインしていた。このことから教育水準の高い国はGDPが高い傾向にあることがわかった。
 最後に対偶を取る形で一人あたりのGDPランキングのワースト3である南スーダン、ブルンジ、マラウイの3ヶ国についても同様に調べてみることにした。すると識字率は南スーダンが28%ブルンジが67%マラウイが23%と非常に低かった。ブルンジに関しては数字だけを見れば確かにその他2国の2倍程度あるように見えるが世界ランキングで見ると217ヶ国中182番目とかなり低いところに位置していた。初等教育の就学率においても南スーダンが31%とかなり低かった。また、ブルンジとマラウイに関しては長らく国内情勢が安定していないことが関係して正しい数値を調べることができなかった。世界大学ランキングと照らし合わせても上位100位以内にランクインしてる大学はその3ヶ国内にはどこにもなかった。
 以上のことから一人あたりのGDPと教育は関連度が高い傾向にあることがわかった。私は今回の学びを通してこれから様々な教育者の方々や色々なジャンルの学びに触れ合うことで自分自身が開発途上国の発展に教育を通して貢献できるようにこれからも学習を続けていこうと思う。

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