『日本人よ廃棄率減らせ!』
世界では毎日の食べ物に困っている人が約8億人いる。その一方で年間約13億トンの食料が廃棄され、日本国内だけでも約640万トン(1日に茶碗1杯分)が廃棄されている。これは、国連世界食糧計画による食糧援助量の約2倍に相当する量である。世界中の人を賄えるだけの食料が生産されているにも関わらず、なぜ飢餓で苦しんでいる人がいるのだろうか。私は、日本でたくさんの食糧が廃棄されていること、また食品ロスの対策について人々に広めていかなければならないと考える。
最初になぜ食品ロスが生じてしまうのか原因を調べた。ネットリサーチの「賞味期限・消費期限」に関するアンケートによると、食品購入時は賞味期限と消費期限を意識しているが食べる時はその意識が低下しているという結果が得られていた。また、30代以下の男性は購入時でも意識していない人が25%という結果が得られていた。加えて、自宅調理の食べ残しや過剰購入、期限のチェックのし忘れなども挙げられる。私がアルバイトをしていた時、賞味期限内の食べ物を冷蔵庫に置いたまま帰っていった人がおり、一度確認をしたら忘れないで済むのにと思った事がある。これらの対策としては、お店に賞味期限や消費期限の確認を促すチラシを掲示する事、私達が出来ることは冷蔵庫内のものは先入先出法を使う事や必要なものだけをメモして買い物をする事、SNSで食料廃棄の現状を広める事などが考えられる。次に、食品ロスが与える影響について調べた。生産された食料は処理されるときに温室効果ガスを排出し、その結果地球の平均気温の上昇や気候変動を起こして農業に大打撃を与えてしまう。また、廃棄することは同時にたくさんの土壌、水、エネルギーなどの資源を無駄にしたことになる。一見、食品ロスと関係がなさそうに見えても地球には大きな悪影響を与えてしまっているのである。
私は、今回の研修で日本ではどれほど多くの食糧が廃棄されているのかを初めて知った。日本は、SDGsの関心度が世界に比べて低い国である。だから、日本の食料廃棄の現状を少しでも多くの人に知ってもらう事、また目の前の食卓に並んでいる食べ物を残さないことが食料廃棄率低下への第一歩だと考える。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
海外の子供たちと交流をしてみたかったから。
海外の子どもたちに少しでも教育の手助けをする事が出来てうれしかった。
研修で学んだことを今後の大学生活や就職活動に活かしたい。
視野が広がります!