[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『災害と日本と世界』

小論文

『災害と日本と世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私はこの研修を通して、SDGsを一人一人が身近なものであると認識して負担が少ないことからコツコツ取り組むことがこの先の未来を作り上げると考える。ここでは災害と日本と世界とSDGsについて関連付けて紹介する。
 2023年2月6日トルコ南東部を震源としたM7.7の地震が発生し、トルコや隣国シリアにおいて犠牲になられた方や行方不明になられた方が多くいる。親日国であるトルコに日本からの国際緊急援助隊が派遣され、行方不明者の捜索や医療支援を行った。私は、ボランティア系の部活に所属していて現地に行っての支援はできないため、募金による支援を行った。多数のメディアでも取り上げていただき、その影響もあり反響は大きかった。しかし、私はとても複雑な思いをした。募金活動は大変素晴らしい活動であったと自負している一方、間接的な支援ではなく直接的な支援を現地で実施したかったという後悔の感情もあった。しかし、私たち学生はいつだって被災地で活動することを許されない。私の地元では毎年、大洪水が発生し土砂崩れや河川の氾濫による甚大な被害が起こる。でも、ボランティアとして現地に部員を派遣しようと、災害ボランティアセンターにお願いをするが毎回未成年はお断りされてしまう。そして、日が経つにつれてボランティアの手が減少するにつれて学生の手を借りようと制限を緩和する。都合が良い話で、悔しい気持ちでいっぱいである。
 私はなんとかして直接支援できる活動がないか考えた。それは今回のトルコ・シリア地震でも問題になった地震があまり起こらない国での「防災教育」を行うことである。日本は阪神淡路大震災や東日本大震災を経験し、地震大国と言われるほど毎日日本中で地震が起こっている。そして、避難訓練をはじめとする「防災教育」も発達している。ここで習ったことを多くのことに発信することによって私たち学生にも直接支援できる機会があると考えた。また、本SDGsプログラムでも行っている、新型コロナウイルスの産物、リモートの活用により多くの国、地域の人に指導することができると考える。
 私はミャンマーで活動している日本の方のSDGsセミナーに参加した際、自分自身が得意なこととSDGsの目標を組み合わせて取り組むことが大切だと教わり、最初は募金に協力することから始めて自分の得意なことを一人ひとりが取り組むことよって大きな発展につながると考える。
 よって、私は地震大国日本から教える防災教育を現代の技術を取り入れることによりSDGsの目標達成に貢献できると考える。

発表会の様子

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