『今あるものを大切に。』
日本は贅沢すぎるほど様々なもので溢れており、それが当たり前だというきらいがあった。しかし、コロナウイルスの流行やウクライナ戦争は私たちの生活を直撃し、各々が生活様式や消費行動を見直すべききっかけにもなった。現状では、7年後にSDGsの全ての目標を達成することも危ういように思われるが、いかなる状況でも誰にでも取り組めることとして、私は「物を大切にする」ことが挙げられると思う。
近年様々な場面で「サステナビリティ」や「エシカル」という言葉が発信されているが、この背景には大量生産、大量消費といった人間活動が存在する。また、「ラナ・プラザの悲劇」は、ファッションが貧しい国の若者の未来を搾取し、ついには命も奪ってしまうリスクをはらんでいるという事を世に知らしめた。例えば衣服一つ上げたとき、値段が手ごろだからと言って気軽に購入するのではなく、ここにたどり着くまでの過程に思いをはせてみたい。エシカル消費という言葉にあるように、私達はそのような買い物の「目」を持つと同時に、着なくなった物(使わなくなったもの)への責任も持たなければならないと考える。
今後の課題は、知識としてのSDGsを、個人にできる行動に落とし込むことではないだろうか。例えば、サスティナブル・ラベルの存在は知っていてもそれがどのような商品についていて、どこで購入することができるのかという事まで知らなければ意味がない。これらのラベルが付いた商品はまだ限られているからこそ、それらの情報を集めて見つけたら手に取り、家族や友人との会話にも取り入れていく。Z世代といわれる私達なら皆使うであろうSNSで情報を広めていくことができる。高校生の私たちにできることは限られているかもしれないが、高校生だからこそできることもあると考える。それは、情報を発信し共有することだ。多種多様な社会問題を「他人事」として捉えていると、いつまでたっても興味はわかないし、知識もつかない。自分の好きなことや身の回りのモノにも意外とSDGsは隠れていて、入り口は様々なところにあるという事を広めていきたい。持続可能な社会を創り出すためには、私達ひとりひとりが持続可能な範囲で取り組むことが重要だ。
一人一人が身近な生活において世界との繋がりを意識して、身の回りの物一つ一つを大切にすることで、未来は変わりうると考える。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
オンラインでボランティアができるという事や、SDGsについて学べる良い機会になると思ったから。また、普通に生活しているだけではわからない他の国のことや自分以外の周りの環境などを知ることはとても大切な事であり、今後物事を多角的にみることができるようになるためにも必要なことだと思っていたから。
参加を決めた時に想像していた以上の素敵な経験ができたと感じています。カンボジアの子供たちの少し不便な生活でも純粋で元気で可愛らしい姿を見て、今私がどんなに恵まれているのかと改めて感じることができました。何事にも多くの人が一生懸命に動いていることをわかって何をするのにも感謝をして過ごせるような人になりたいと思いました。このボラプラに参加していなかったら、気づけなかった多くのことに気づき、学び、自分の成長になったなと思っています。この活動を通して、さらに自分に磨きをかけて、誰が見ても素敵だと思ってもらえるような人材になれるよう努力したいなと思います。そして、近いうちにカンボジアを訪れて、少しでも力になりたいです!
自分の生活と結びつけて、自分が今できる最大限のことを生活に取り入れたいと思う。また、多くの人にこの活動を広めてみんなで協力して誇れる社会にしていきたい。
本当に参加して良かったと思っています!全力で学び、楽しみ、自分の最高の経験となることを祈っています!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
とても素晴らしい経験をさせていただき本当にありがとうございました。コロナ禍でできることが少ない中で、このような学びを得られたことは自分にとって一生忘れられないものとなり私自身の視野も広がりました。今自分が行えているすべてのことに感謝をして、行動していきたいと改めて気づかせてくれました。この経験を忘れずに、様々な事に生かしていけたらいいなと思います!カンボジアの子供たちの純粋で愛らしく真っすぐとした瞳は一生私の胸に残っていることでしょう。