『私と世界とSDGs』
この研修に参加して私は今まであまり身近ではなかった発展途上の国を知ることができた。ボランティアプラットフォームでは動画の視聴や、実際にカンボジアの子供たちとコミュニケーションをとることで学べたこともたくさんあり
今回の研修はSDGsの項目の一つである「気候変動に具体的な対策を」が特に関連していると考えた。近年環境に関するニュースが増えてきており、それらの多くはSDGsに絡められ報道されている。
小学六年生の時に取り組んだSDGsに関する自由研究で使用した、ウミガメがプラスチックを食べている写真を見て、環境問題に強い興味を持つようになった。先日「胃腸にゴミ2キロ タイ海岸で死んだカメ」というニュースを読んだ。この記事にはタイの海岸で打ち上げられていたアオウミガメの胃腸にナイロンの紐や魚網などのプラスチックゴミが2キロ以上詰まっていた、と記載されていた。ゴミで満たされた胃腸が機能しなくなり、結果餓死してしまったのである。この問題はウミガメだけではない。イルカやクジラ、海鳥などにも多大な悪影響を及ぼしている。
海のゴミ問題の対処法として、オーストラリア発の海洋ゴミ回収装置Seabinに将来的な大きな期待を感じる。Seabinは一台当たり一日80円のランニングコストで4.6トンの海洋ゴミを取り除き、6億リットルの海水をろ過することができる。初期投資はかかるものの、この装置を世界の海洋ゴミが溜まりやすいスポットに設置することで、人力を使わず継続的に回収することが期待できる。
海洋ゴミの多くは陸上で出たゴミが川から海に流れ出たものだ。海洋ゴミを減らすためにはまず道端に落ちているゴミを減らすことが大事だと思う。
私は陸上からのゴミを少しでも減らすためにゴミ拾いをしている。私たちの活動で少しでも海に流れ出るゴミを減らし、ゴミによって死んでしまう海洋生物を減らしたいと思い、始めた。週に1回、5Lの袋2個分のゴミを拾っている。継続することは大変だが、海洋生物のためを思うとやりがいがある。
また、私の一家は日々プラスチック製品を買わないようにしている。近年コスト削減や加工のしやすさなどから、プラスチックをパッケージとして採用する企業が増えている。しかしそれらの多くはリサイクルできていないのが現状である。ビンやカンはリサイクルしやすいが、ペットボトルはリサイクルが難しい。欧州のリサイクル率は39パーセント、アメリカは18パーセントと、より低い。ペットボトルは石油からできているため、資源的な問題もあるだろう。
この研修を通してSDGsへの関心が深まった。今後も自分ごととして小さなことから行動を起こしていきたい。
満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
研修後にこの経験を生かして大学進学につなげていけると思ったから。
ボランティアがしてみたかったから。
SDGsに関する世界中の現状を学べた。
オンラインボランティアでカンボジアの子供達との交流が楽しかった。
学校の探究活動に繋げて自分の強みにしていきたい。
とても楽しい研修になりました!皆さんもぜひ参加してみてください。