『私とSDGsとインドネシア』
今回ボラプラの研修に参加したことで、今まで知っているようで知らなかったSDGsの意義や成立の歴史、そして現代社会における様々な課題とそれを踏まえた上でどのような取り組みをしていくべきかについて深く学び、改めて自身の視野を広げることができたと感じている。
高校生の私にとってSDGsに貢献できることは何かということを考えたとき、まずは「知る」ということが1番大切であると考えた。現在私は高校でインドネシア語を学習している。そのため将来はインドネシアを含めた東南アジア地域と日本をつなげる架け橋のような存在になりたいと考えている。今現在のインドネシアにおけるSDGsの課題に焦点を当て、それについて深く考察することで自身の夢にもつながると考えた。
現在のインドネシアにおける課題として、コーヒー労働者の子供たちが十分に教育を受けられないことがあげられる。その原因には、コーヒーの栽培適地には辺鄙な山岳地帯が多いことが挙げられる。
本来、すべての子どもたちは質の良い教育を受けられるべきである。しかし、コーヒー農園はコーヒー豆の栽培に適した山岳地帯や山奥に位置する。そのため労働者の子供たちの中には、何時間もかけて街の学校まで徒歩で通わなければならない子供がいる。だが、幼い子供にとって通学自体が難しく、たとえある程度の年齢に達しても通学時の誘拐などの危険が無視できない治安の悪い場所もある。実際、外務省ホームページの渡航危険度によると、学校などがあるインドネシア都市部の治安はレベル1、十分注意が必要に該当している。そのため、学校に行かせないという選択をせざるを得なくなり、教育の機会が与えられず、親の仕事を手伝う子供たちが沢山いる。
改善するためには、通信教育やインターネット活用による教育が可能な整備支援をする必要があると考える。その理由は、通信教育など、ITを利用した教育を行うことで、コーヒー労働者の子供たちは質の高い教育を受けることが可能だからだ。通信教育を行うことで、子供たちはどこにいても授業を受けることが可能だ。そのため、学校に登校しなくても授業を受けることができ、登下校の時間も短縮されるため、より質の高い教育を受けることができる。また、通学時の誘拐などの危険も無くなり、すべての子どもたちに教育の機会が与えられると考えられる。
今回研修に参加したことで、自身でSDGs問題について深く考えるきっかけとなった。SDGsに対する取り組みは、発展途上国や一つの国だけで問題となっているわけではなく、先進国や国民1人1人が考え、実践していかなければならない課題である。2030年までに17の目標を達成するだけでなく、さらにその先の「未来」も持続可能な発展を目指して「今」私達にできることを改めて意識し意欲的に取り組んでいくことが大切だ。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
視野が広がった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
SDGsをより知ることができる。
インドネシアへのボランティア留学がコロナのためできないので、オンラインで行おうと思った。
SDGsについて深く学ぶことができただけではなく、なんといってもカンボジアの子供達とのLIVE交流が自身にとって良い刺激になった!
世界の広さを改めて実感できた!次回は現地で交流したい!
今回学ぶことのできた知識や、経験を自身の中で終わらせず、周りの人々に共有し、共にSDGsに取り組むことで気持ちよく2030年を迎えたい!
SDGsについて聞いたことはあるけれど、よくわからない!という人には是非とも参加していただきたいです!一生モノの経験になること間違いなし!