『夢実現までの道のり』
私は将来薬剤師になり、患者や家族に寄り添うことが出来る人になりたい。きっかけは、幼い頃に家族が病気になり入院し、薬の飲み方など困っている時に、担当の薬剤師が丁寧にで的確なアドバイスをくれたことだ。この助言のおかげで患者はスムーズに薬を飲むことが出来るようになり薬の飲ませ方で苦労していた家族も救われた。
私は薬剤師として、日本だけでなく、世界で活躍したいと考えている。特に後発開発途上国と呼ばれるような国々で、患者やその家族の手助けになるような活動をしたい。その目標を達成するためにSDGsを学ぶことで世界の現状を知り、自分自身にできることを見つけ、実践したいと考えた。
本研修で学んだ内容と私自身が貢献できることについて二つ述べる。
一つ目は「3.すべての人に健康と福祉を」というものだ。カンボジアなどの後発開発途上国は医療や福祉の発展が遅れており、人々は満足に医療サービスを受けられない状況にある。私は学校で生徒会に所属している。生徒会では、ボランティア活動にも取り組んでいるため、学校で募金活動を行い、少しでも資金を集めることができれば、少しでも多くの人々が満足した医療サービスを受けることができると思った。その際、ただ募金活動を行うのではなく、学校全体にカンボジアの医療、福祉の現状を知ってもらう必要があると考える。ポスターやプリントの制作、校内放送などを使って、募金の目的や必要性を伝えることで、協力の輪を広げていくことも大切だと思った。
二つ目は「4.質の高い教育をみんなに」というものだ。私は中学校の授業で、貧しい国の人々は金銭問題などで教育を受けることができないということを聞いた。そのことを心にとどめながら、今回カンボジアの子ども達に日本語を教えるボランティアに参加した。実際ボランティアを行ってみると、子ども達は一生懸命私の話を聞いて日本語を学んでくれた。私は子ども達から「学びたい」という意欲を感じた。その後に調べてみると、現地の子ども達は日本や、自国の日本語ガイドなどとして働くために日本語を学んでいることを知った。しかし、それと同時に日本とカンボジアの貧富の格差を改めて感じた。これは、私たち一人一人が協力していくだけの問題ではない。国同士の問題なのだ。先進国と後発開発途上国の間の不平等を少しでも減らしていくために、国同士が支援を行い、多くの人々がSDGsに関心を持ち協力し、より良い考えを生み出して解決していく問題なのだ。だからこそ今後もこのような学習ボランティアに積極的に参加していきたい。
将来薬剤師になり、世界中の患者や家族に寄り添える人になるという夢を叶えるためには、薬の専門知識を学ぶだけではなく、世界とつながっていくためにも英語などの語学力、そして世界の現状も知ることが必要不可欠だ。一人でも多くの人がSDGsに関心を持ち、日本という一つの国だけでなく、世界にも視野を広げ、多くの人と協力していくことが大切だ。そして私にできる小さな事一つ一つを積み重ね、目標に向け一歩一歩進んでいきたい。
満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsに興味があったから。
たくさんのSDGsについて学ぶことが出来ました。オンラインでは子ども達と
2回でしたが交流することができ、とても良い経験になりました。
ここで学んだことは今後の経験にいかしていきたいです。
友達やクラスに広めていきたい
迷ったらやってみよう