『カンボジアを訪れて』
近年、カンボジア都市部では急速な経済発展が進んでいる。その反面、農村部では経済格差から貧困が進み、子供が働かざるを得なくなったり、劣悪な生活環境・教育環境で生活している子供達が多い。このような世界の問題が存在している時代に私達は生きている。今回のボランティアの経験を踏まえながら、これらの問題や私達ができることについて目を向けていこうと思う。
まず、カンボジアの教育についてだ。1975年から1979年までの約4年間、ポル・ポト率いる「クメール・ルージュ」の過激な共産化によって大量虐殺が行われ、多くの子供達の教育の機会が失われた。今では、教員や学校の数は増えているものの、教師の質が低いことや学校の設備が整っていないことが課題となっている。実際に、子供達の持ち物や授業風景などを見て、私達の教育環境との差をかなり感じた。また、カンボジアでは都市部と農村部での貧困格差により、教育格差が生まれてしまっている。今回訪れた学校の周りはほとんど畑や、草原で、病院なども近くには建っていなかった。このような教育環境を改善していかなければならない。私達は、日頃の生活習慣の改善はもちろんのこと、ボランティア活動や使わなくなった教材の寄付のような教育支援活動に積極的に取り組むべきだと思った。
次に、カンボジアのインフラストラクチャーについてだ。様々なインフラ問題がある中で、特に目に留まったのが、交通事情である。基本的には信号や標識が少ない所ばかりで、3、4人乗りバイクが多く、狭い道ではとにかく接触しそうで怖かった。都市から少し離れた場所では、舗装されていない道路も多かった。カンボジアの交通インフラは近年発展してはいるものの、交通事故はまだまだ多い。身近に潜む危険から子供達を守るためにも、病院などの施設だけではなく、交通インフラの整備にも重点を置いて、支援的な取り組みが必要だと感じた。
ホテルで生活しているだけでも、自分がどれだけ恵まれた環境で生活しているか、そして、恵まれた環境に生まれた自分が取り組むべき課題について考えさせられることがあった。街で、ある女の子が日本語でお金を求めてくるという信じられないような体験もした。
今回の研修を通して、自分の中での海外ボランティアに対する不安や恐れを払拭することができ、実際に世界へ飛び立つことで、価値観が変わり、世界の諸問題に対する見方、向上心が養われた。ある問題について思うだけ、考えるだけ、ではボランティアの取り組みとは呼べないと私は思う。実際に問題が起きている国に足を運び、奉仕活動をすること、この行動が必ず私たちの潜在的意識や感覚を変える。私達は、日頃の生活習慣を意識するだけではなく、もっと大胆にアクションを起こすべきだと私は考える。そして、私はそのアクションが世界の人々を救うことを信じている。
大変満足
人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい
一生モノの学びになった!
視野が広がった!
自分自身に何かできることはないかと考えていて、ボランティア活動に取り組もうと思っていたから。
初めての海外ボランティア活動で、カンボジアの子供達とどのように接するべきか、分かりませんでした。
しかし、実際に村へ行ってみると、言葉をうまく伝えられなかったり、会話が拙くなってしまったりすることもありましたが、子供達の笑顔はずっと絶えませんでした。授業中も休み時間も、自分の取り組みに対して、とても喜んでくれているようでした。
学習意欲も高く、一生懸命学ぼうとする姿勢は、見ていて感心しました。
自分の中で、世界の子供達、そして教育現場に対する考え方が変わった良い機会でした。
今回のボランティアで、改めて世界の子供達の教育の現状を再確認することが出来ました。
子供達の教育の機会の増加、教育の質の向上の為にも、これからも積極的にSNSを活用したボランティア活動・情報発信に取り組んでいけたらと思います。また、日々の生活習慣も見直していきたいです。
不安もあると思いますが、意外となんとかなります。是非参加してみてください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
おかげさまで、とても貴重な体験をすることができました。
今後のぼらぷらさんのご活躍も楽しみにしています。