[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『「将来の夢」を世界中に』

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小論文

『「将来の夢」を世界中に』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 「将来の夢は何?」と小学生に聞くと、様々な答えが返ってくる。ベネッセの調査では、2022年の小学生のなりたい職業は1位ユーチューバー、2位漫画家・イラストレーター、3位芸能人だったという。
 現在世界中では数え切れないほど多くの職業が存在しており、その選択肢は幅広い。それに、ユーチューバーなどの今までにない職業が増えることによって選択肢が拡大し続けている。だが世の中には選択肢すら与えられていない人々が存在することを忘れてはいけない。その最たる人々は発展途上国で暮らしている。そこである疑問が浮かんだ。私が暮らしている、「先進国」の反対の意味で使われる「発展途上国」、このふたつの違いは何なのだろう。
 SDGs10番は「人や国の不平等をなくそう」。これを達成するためには、まず「先進国」と「発展途上国」という基準を無くさなければならない。だがそれはそう簡単なことではない。
 途上国がなぜ途上国という状態から脱却できないのか。世界労働機関によると、世界での所得不平等が2004年から減少傾向にあるという。しかしそれでもまだ格差は歴然としている。それに加え、国内でもその格差は広がっている。
 ではなぜ所得格差が広がってしまうのか。原因は以下の4つが挙げられる。
 一つ目、グローバル化による貿易の自由化で、高度な技術をもった先進国がより利益を出している。これにより、先進国はさらに発展、途上国は利益を得られずその格差はどんどん広がっていく。
 また、「技術力」というのが大きな鍵で、技術が高いほど希少なので需要が高い。その結果、高技術は高所得、低技術は低所得という状態が続いてしまっているのである。
 三つ目、非正規雇用が増えることによって賃金格差が広がっている。だが、この制度によって失業者が減少している現状も忘れてはならないのが難しいポイントだ。
 四つ目、低い教育水準の影響で次世代を育成することが困難となっている。国際連合広報センターによると義務教育期間の子どもの9%にあたる1億100万人が最低限の読解力の基準を下回ったそうだ。教育を受ける機会を失ってしまって、将来の選択が限られてしまっているのだ。
 私が今暮らしている日本では、特に教育に関して途上国と差があるように感じる。日本では当たり前のように9年間の義務教育期間が与えられ、現在は高校入学率も女子95.7%、男子95.3%と非常に高い割合だ。一方で以前私が行ったカンボジアでの海外研修で現地のトゥクトゥクの方に聞いた話だが、彼自身、あまり教育を受けていなく、日本人が羨ましいという。私は現地の方の生の体験談を聞いて、自分の「日常」と世界中の人々の「日常」は全く違うんだと改めて気付かされた。
 日本という、比較的不自由のない国に生まれたからこそ、私たちは発展途上国の暮らしを受け入れ難いかもしれない。しかし、だからこそ私たちにできる支援はたくさんあるはずだ。現代ではお金だけではなく様々な支援方法がある。生まれた国が違うだけで、一部の人々が苦しい思いをするなんて、あってはならない。自分が始めることによって、周りを影響させていきたい。
 「将来の夢は何?」と聞かれ、世界中の子どもたちが環境に影響されずになりたい職業を目指せたら、どんなに活気のある世界になるだろうか。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

前から海外ボランティア活動はしてみたかったのですが、自分の中では正直現実味がなく、調べることもなく、行動に移せていませんでした。ですが学校でぼらぷらのポスターを見かけ、プログラムに興味を持ちました。カンボジアの小学校に行くというのは間違いなく将来に役立つし、何より楽しそうなので親に相談してみました。最初は親に反対されたのですが、話を重ねていかせてくれました。

研修を受講した感想は?

飛行機のことや現地の文化や生活に不安な気持ちがあったのですが、同じ研修の方が助けてくれてとても楽しく、一生物の経験になりました。日本とは全く違う文化なので、お互いの国の良い点や課題点も見つけられて、今後どう行動するかのヒントを得られました。日本に帰ってきてからは、もうカンボジアと現地の方々、そして同じ研修の方が恋しいです!大人になってからも、自分でお金を貯めて海外ボランティア、いってみたいと思いました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

受験だったり、就職の際にこういった経験が活かせると思います。また、他の人にカンボジアでの経験を伝えることで、みんなを影響させて、SDGs達成に近づけたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

参加前は不安な気持ちになると思います。でも、一緒にプログラムに参加する方やスタッフの方、現地の方と交流を深められたり、たくさんのことが学べたり、楽しいこと満載です!ぜひ、楽しんでくださいね!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

ぼらぷらがあるからずっと夢見てた海外研修に行くことができました。本当に、感謝しています。これからも、ぼらぷらの研修に参加する方の夢を実現させてください!

ふきだし

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