[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『平和になるために』

小論文

『平和になるために』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 ある日私がふとテレビをつけた時、私は今まで経験したことのない心の痛みを感じました。その日のテレビの映像が今でも目に焼き付いています。それが、私が平和について深く考えるようになったきっかけでした。
 私は、日本という小さな国で不自由もなく、楽しく、毎日平和に暮らしています。学校にも通って、大好きなサッカーをして、ご飯も食べて、お風呂も入って、自分のやりたい事をやって生活しています。私にとってこの生活が『普通』でした。でも、私の普通は、他の人からすれば全然違う見られ方をするのです。私が、何気なくテレビをつけた時、衝撃的な映像を見ました。私の今の生活と私がテレビで見た映像は全くの別物でした。まるで住んでる世界が違いました。でも、そこは間違いなく私が住んでいる地球でした。爆発によって壊れた建物、怪我を負っている人々、武器を持っている人々など痛々しい映像でした。彼らからしたら、それの生活こそが『普通』なのかもしれません。映像上の人々の目には希望の光がなく、どこか心ここに在らずの表情をしていました。なぜ同じ地球に生まれた1人の人間にこんな差があるのか。私は幸せに生活をおくっているのに、映像の向こうにいる人々は幸せそうには見えません。なぜ紛争や戦争が起こるのか分かりません。人を殺してでも幸せになりたいか。何が正義だ、何が平和だ。それが国の為だとしても、それは人の為ではありません。何があっても命を落とすようなことが起こってはなりません。私は、人が幸せになる為には武器も兵器もいらないと思います。幸せに不平等はいらないです。では、今の自分に世界が平和になる為には何ができるのでしょう。最初は、何も思いつきませんでした。これは、各国の大統領や首相の問題だと思いました。でも、その考えは間違いだということに気づきました。一見、私達に出来ることはない問題に見えますが、私達に出来ることは生活のどこかに潜んでいました。それは、まず戦争について知ることです。昔の戦争も今起こっている戦争もです。日本も昔戦争をしていた国の一つです。日本でも戦争について学ぶ機会が沢山あります。そこで戦争についてよく知ることが大切です。知識が浅いまま、戦争について、「〜の国が〜だから」と非難してはいけません。日本にも日本の事情があるように、他の国にも他の国の事情があります。また、戦争のことを知ることでいかに戦争が恐ろしく、残酷なものかが分かります。私も戦争のことを学び、この世に戦争はあってはならないと思いました。また、募金活動などに積極的に参加することです。コンビニのレジの隅に募金箱が置いてあるのをよく見ますが、色んなお店や施設に募金箱が設置されています。また、チャリティーグッズの販売やチャリティーカーが道を走っていたりとしています。そうやって、私達の生活の中で色んな活動をしています。なんとなく見ていますが、とても大事なことです。今まであまり関心がなく、知ろうともしていませんでした。しかし、世界にはこうやって私達が平和に過ごしている今でも、支援を必要としている人が沢山います。見て見ぬふりをするのではなく、手を差し伸べるのも大事だということに気づきました。
 SDGsの取り組みの中に「平和と公平をすべての人に」という取り組みがあります。私は、今の私達に出来ることは、戦争のことを学ぶことと募金活動に積極的に参加することが出来ることだと思います。一人一人の小さな活動が、やがて大きな力となって、沢山の人々命を救うということに繋がっていって欲しいです。この活動が世界へ広まり、平和な世の中が実現して欲しいと強く願います。

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