[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『状況を変えうるのは「誰か」ではない、「私が」だ』

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

小論文

『状況を変えうるのは「誰か」ではない、「私が」だ』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私はたまに、他国に生まれていたらと考える。
日本では義務教育による最低限の学びが保障されている。
しかし、全ての国が同じ状況に無い。
 世界には学校に通えない子供が1億人以上いるといわれている。
貧困や労働者不足、教育環境の未発達、紛争や自然災害の影響を受け
学ぶ機会を奪われる暮らしの中で5人に1人が小学校に通えない国もある。
 自分と何が違うのだろうか。
生まれた場所が違うだけ、ただそれだけなのだろうか。
 最近複数のLIVEアクティビティに参加し、各国の子供たちと
オンラインビデオ通話の機会を得た。
ある時私はかるたで日本語を教える役割を担ったが、この体験は
SDGsを具体化する素晴らしい経験であった。
 第1に教育と情報共有を通じ文化的理解を深めるSDGs目標4を
促進している。
 当初日本語に馴染めなかった子供たちが、当たり札を引いた時の
自信と自己肯定感に包まれ喜ぶ姿は、異なる背景を持つ人々が
互いの言語と文化を学び理解しあうことで、各々の価値観を尊重し、
多様性を認識する社会を形成する上で外せないと感じた瞬間であった。
 第2にオンラインビデオ通話技術の普及は、地理的な障壁をも超えた
教育と情報共有を可能にしている。
 これは、科学技術の革新が私達の生活をどのように豊かにしているかを
示す一例であるとともに、SDCs目標9に重要な役割を果たしている。
 また別のある時は、蕎麦屋を営む父手製の蕎麦を用いて、日本人と蕎麦の歴史、
さらに和食について解説をしたことがあった。
 初見の蕎麦に多大な興味と好奇心を隠さない彼らは積極的に食べ方を質問し、
たぐる仕草を真似て、蕎麦や和食に使う出汁の効能を伝えれば知る喜びに
満ち溢れた顔を見せてくれた。
 技術革新により、文字や絵だけでは伝わりにくいことが、こうして直接対話し、
実物を見ることで、一層深く互いの国や習慣に触れ歴史を学びあえた。
 それ故、国境と概念を飛び越え人と人が繋がれることは、より多様に、
より自由にコミュニケーションを図れると実感した。
 今回の数々のLIVEアクティビティにおいて上記二点を極めて感じたが、
ぽらぷら研修全体を通してみると、多種多様な文化や価値観が混沌とする
世界で今後人々が共存するには、他者が置かれている状況を想像と理解し、
共感しあえる知見が重要だと考える。
 それを世界中で大規模に展開させていくことが実現すれば、SDGs全ての
目標の改善傾向に結びつく可能性もある。
 その為にも教育は世界中のどの国に生まれたとしても誰もが幸せに
生きるのに必要不可欠な須要である。
 教育を受けぬまま大人になり読み書き計算が出来なければ、安定した職に
つけず人に騙されることもある。
 情報や経験や交流の不十分さから生き方を制限され、社会から取り残され、
身の危険に曝されることもある。
 そこで知識や文化という無形の情報をシェアすることを提案する。
これほどに情報が溢れている時代だからこそ、自分にとって有益なものを
探すのは労力がいる。今日を生きるのに精一杯の状況にいる人々には難しい
とも推測できる。
 LIVEアクティビティ、地域ボランティア、NPO、NGO、その方法は様々だが、
誰もが人との繋がりを意識し、情報をシェアし、求めている情報を提供することが
可能ならば、状況を変えうるのは「誰か」ではなく「私が」だという意識下の
行動を起こせば、その行動は誰かの人生を支える大きな力となり得る。
 それは時に、金銭や直接的寄付と同等かそれ以上の価値となるだろう。
私もその一翼を担う人間になりたいと、今後も出来うる教育支援について学び
行動していきたいと考えている。



発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

志望大学がSDGsに力を入れていること、カンボジアの食糧事情の研究をしていること
それらをオープンキャンパスで知っていたので、両方を兼ね備えたこの研修は
まさに自分に合っていると思って参加した
また学校でSDGsについて学んだ時に、あまりにグローバルばかり強調されていたので
果たして1個人で出来るのか・・・と非常に複雑で難しく身構えてしまったが、
ぼらぷらの取り組みは自分達の生活に密接しているようなところから始めていたり
カンボジアの子供達と楽しく会話したりゲームしたりする中で学んでいくことが
難しさや懸念を払拭して、面白そうだなと感じたから。
特に、日本語で現地の子供達と会話が出来ることは非常に魅力だった。

研修を受講した感想は?

・参加し始めたばかりの気持ち
SDGsについて学校で勉強していたが、世界規模や地球規模などのグローバルな
話ばかりで圧倒されて、1個人の自分には違う世界というか、住む世界が違うというか
非常に難しく感じていたが、実際ぼらぷらの研修に参加してみると、身近な日常生活から
振り返って考えてみる場面が多く、緊張感が薄れていった

・1度目のオンライン授業に参加し終わったばかりの気持ち
当日まで何度も自分でシュミレーションして、台本も何度も読んだものの、ほぼぶっつけ本番の
ような状態でスタートしたので、日本語で会話すると判っていても英語の不得意な自分は、もし英語で話しかけられたらどうしようとか、うまく子供達と馴染めるだろうかとか、オンラインが上手く繋がらなくて途中で回線が止まってしまったらどうしようなど技術的な面まで心配が尽きなかったが、授業が始まると、台本(スクリプト)が見事だったのと、スタッフさんの誘導が素晴らしかったのと、
現地の子供達が明るくて無邪気でこちらが失敗しても笑って楽しんでくれる姿に、いつしか心配も緊張もなくなり、あっという間に時間が過ぎていってしまった。終わってみればもっと子供達と話したいと思った。

・2度目のオンライン授業に参加し終わったときの気持ち
1回目の経験を経ていたので緊張はあまりしなかった。それよりも早く子供達と話したい、日本の食文化を紹介してあげたい、子供達の笑顔が見たい、カンボジアの食糧事情を知りたいという好奇心が勝っていった。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

大学では各国の食糧事情や、世界に飢餓が生まれない為には日本の食糧流通を用いることは出来ないかなどを学びたい。その為にも海外のことを考える時には日本の視点から物を考えるのではなく、現地の人々の視点に立って物事を考えるようにしたい

これから受講される方へアドバイスお願いします!

思い切って話せば、カンボジアの子にも思いが伝わるよ!!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

1回目のオンライン授業の直前まで本当に緊張して、果たして自分に務まるかと不安でした。でもうまく誘導してくださってとても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。

ふきだし

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