[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『玄米』

小論文

『玄米』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 sdgs3番について考えた時、私は真っ先に「玄米」が思いついた。玄米は健康に良くコストも抑えられる。しかしどのような点が良いのか。
 そもそも玄米とはもみ殻だけを取り除いた精米されていない米のことだ。よって栄養の多い部分も玄米には残っている。実際に白米と比較してみると玄米はカルシウムが約3倍、食物繊維が約5倍、鉄が約6倍も含まれているらしい。よって玄米は骨や血を作ったり、便秘改善につながったりする。私も玄米を食べ始めてからお腹の調子が良くなったと感じる。また玄米は白米よりコストが安い。母親からの話だと、白米と時より玄米の方がお米にかける値段が安くなったという。一か月あたりの米の出費価格を計算してみると玄米が約2400円、白米が約2700円と大差はないが白米より安くて栄養素が豊富ならこの値段も妥当だと思う。しかしながら玄米には欠点もある。例えば食べにくいという点、私も当初は玄米に慣れず歯に引っかかったりとごはんに時間をかけてしまった。原因としては玄米にある「ロウ層」という層で、あのかたさはその層からだという。私はその解決案として玄米と白米を混ぜて食べる所から始めると良いと思う。白米に食べなれていれば少しずつなれていけるのではないだろうか。玄米で起こせるsdgsアクションは3番だけじゃない。もみ殻などを取り除かないことはsdgs12番に繋がるし、せんべいなどに加工すればsdgs2番に繋がる。さまざまな農業企業が玄米を使ったsdgsアクションを起こしている。近年、お米は食べるだけでなくスプーンやストローなど「お米を使う」といったことも増えている。これから「玄米を使う」という文化も形成されていくかもしれない。
 玄米にはマイナスのイメージが持たれやすい。味や硬さを苦手とする人もいる。しかし比較的高い栄養素と安いコスト、再生的なこの米が後の食卓に並んでいるかもしれない。玄米を生活のほんの一部とし、玄米で健康的な生活を送るようにすることも良いことなのではないだろうか。

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