[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『カンボジアの子供たちの未来のために、私ができること』

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小論文

『カンボジアの子供たちの未来のために、私ができること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

カンボジアでは、30-40人に1人の子供たちが5歳になる前に亡くなっている。私はこれを知った時衝撃を受けた。
この数は日本の10倍であり、カンボジアはアジアのなかで最もこの割合が高い国の一つである。この理由として考えられるのは、生活環境の悪さ、医療の未発達、人々の健康に対する意識の低さなどである。そしてこれら全てに共通する根本的な問題は貧困である。
カンボジアには、高度な浄水処理技術がなく安全な飲料水などにアクセスできない、十分な電気とガスがないため食料の保管や調理ができず衛生環境が悪い、快適な環境で過ごすことができないという現状がある。私は現地に行った際、水道水をそのまま飲めないという問題に直面した。これらの改善のためには、国際的な技術協力や再生可能エネルギーの利用、環境保全で少しずつ問題を解決できるのではないかと思った。
生活環境の悪さから病気にかかる若者や子どもたちが多くいるにもかかわら
ず、医療は十分でない。カンボジアでは、長期の内戦による医師や看護師の減少と医療従事者を養成するシステムの打撃によって医療の発達が遅れている。また、薬の種類も限られているため治療できない病気も多い。農村部に住んでいる人や貧困層の人は病院で診察を受けることさえ難しい。これはカンボジアだけにとどまる話ではなく、世界では人口の約半数である35億人が質の高い基礎的な医療サービスを受けられていない。これらの状況を改善するには、各国の医療技術を発達させることが必要であり、日本を含めた医療が発達した国の医療従事者と発展途上国の人々が関わる機会が必要である。身近な解決策としては、国民一人一人の健康に対する意識を向上させることも必要だ。
私はカンボジアで栄養失調の子供や虫歯の多い子供たちに出会った。子供たちの中にはトイレや歯磨きの習慣を持たない子も多くいるという。病気や健康に関する知識が少ない人々は、小さな傷が細菌によって大きな病気になる可能性があることやその病気が他人に感染する可能性があることを知らない。そのため病気が広がってしまう。貧困層では、親が仕事の忙しさのために子供に十分な食料と栄養を与えることができず栄養失調になる子供たちがいる。私は、人々は幼い頃から学校などの機関でこれらの知識を学ぶ必要があると考える。子供の頃から知識があれば、怪我や病気になった時も適切な対応ができるし、限られた食料の中でも栄養価の高いものを食べようという意識が生まれる。
しかし学校という重要な機関でさえも通える子供が限られているのが現状である。子供達は家の仕事を優先せざるを得ず、満足に学校に通えない。学校に通えない子供達は大人になっても読み書きができず、安定した職に就くことが難しくなる。今回私は現地の小学校で授業ボランティアをし、現地の子どもたちと触れ合った。子供たちの授業を楽しそうに受け、休み時間には仲間と全力で遊ぶ姿がとても印象的だった。学校で学べるものは勉強だけでなく、人との関わり方や一般常識といった日常生活に直接関わるものも多い。教育機関が発達して多くの人が健康で安定した収入を得られる環境になれば、根本的な原因である貧困も解決することができる。
まずは私たちが自分の目で現状を把握し、できることから行動に移す事が大切だと思う。
私は今回この活動に参加し、日本でのあたりまえがそうでないことに気づいた。また、SDGsへの関心が高まり、もっと世界に目を向けて多くの課題解決のために積極的に活動していきたいと強く思った。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

大学進学のために課外活動を積極的に行いたいと思ったから。
また、自分の学びをボランティアに活かし、世界に貢献したいと思ったから。

研修を受講した感想は?

私は今回、このボランティアに参加して本当に良かったと思っています。実際に現地にいくことで得られたものが多くあり、SDGsにより関心を持つようになりました。今まで自分が抱いていた、カンボジアはあまり発展していなくて貧乏で、課題が多い国であるというイメージは違っていました。一方で日本と違うところも多くありましたが、新たな価値観を得ることができました。
また、今回の経験で積極的に活動することへの自信がつきました。同じように自主的に活動しようとしている仲間にも出会えた良い機会となりました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

今回の経験を自分の中だけで終わらせるのではなく、自分や世界の未来に繋げていきたいと強く思います。私が今回見つけた課題は、子供達へ平等な教育機会が与えられていないこと。若者や子供たちの健康被害が多いが、医療が十分でないこと。水道水が安全でないこと。などです。これらの解決に近づけるよう、もっと調べ、問題を提起し、周りに協力を呼びかけていきたいと思います。
またSDGsについても日頃から意識し、自分ができることに取り組んでいきます。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

自分から一歩踏み出して挑戦することは勇気が入りますが、将来的に自分のためになり、周りのためにもなります。迷ったらまずやってみてくだい!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

今回はこのような貴重な機会を下さってありがとうござます。ぼらぷらスタッフや現地パートナーの皆さんのおかげで充実した時間を過ごすことができ、行って良かったと思いました!

ふきだし

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