[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『教育は平等に』

小論文

『教育は平等に』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 いつになったら全ての子供たちに公平で質の高い教育を提供させることができるのだろうか。私の疑問はカンボジアのボランティアを経験する前と後で変わることはなかった。 
 私はどんなに貧しい国でも、質の高い教育は与えるべきだと考える。私が思う学校は、ただ単に数字や文字を学ぶだけの場所ではない。仲間と協力して物事を成し遂げる協調性や、集団の中に自分とは異なる特性や特徴を持ってる人と関わることで学べる多様性など、これから将来多くのことを経験していく中で大切なことを学べる場所でもあるだろう。日本を含め多くの途上国が初等教育就学率は90%を超えている中、ユニセフの調査によるとカンボジアの小学校の就学率は年々上がっているが、中学校の就学率が50%近くだと言う。私はこの結果に主に2つの理由があると考える。1つ目は、この歳で働いている子供が多いと言うことだ。小学生の頃は男女とも体がまだ小さく働くことが難しいかもしれないが、中学生になると体も大きくなり、できることも増える。この問題を解決するためには、国の経済を回し、子供がいる家庭を支援することが挙げられる。私ができることとしては、SNSを通し、情報を発信することだ。そうすることで、多くの人がその国について知ることができ、助けも増える。2つ目は、勉強をする環境が整っていないと考える。教科書も共同で使い、筆記用具も必要最低限、もちろんランドセルはなく、ビニール袋で学校に来ている子がいるのが小学校の現状だった。日本と助けが必要な国に物資を簡単に届けることができる場所や施設があれば、小学校や中学校にも勉強に必要なものがわたると思う。学習環境が整っていれば、生徒数も増え、教育を学ぶ機会が増えると考える。具体的には、途上国の学校で呼びかけ、要らなくなった文房具を渡すことができれば、環境にも、そしてSDGsの目標の1つである"質の高い教育をみんなに"を達成できると考える。
 私は、すぐに質の高い教育を全員に提供することは難しいのかもしれないが、一歩ずつ自分のできることを始めることが大切だと思う。そして、何よりも気持ちはみんな1つだと言うことを忘れてはいけない。

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