『教育と成長:カンボジアでのボランティア経験』
高校二年生が始まった頃、振り返ってみると、自慢できるような特別な実績は何もありませんでした。このまま何も残さずに高校生活を終えるのが嫌だと感じ、「何かできることはないか」と考えました。もともと海外に興味があり、人の役に立ちたいという思いを持っていた私は、ある時、海外ボランティアのサイトを見つけ、「これしかない」と思い、すぐに応募しました。最初はカンボジアがどこにあるのか、またどんな国なのかもよく知りませんでしたが、オンライン講座を進めるうちに、カンボジアの過酷な貧困問題について知り、自分に何ができるのか考え始めました。実際に訪れてみると、私の想像とは全く違っていました。食べ物は美味しく、カンボジアの人々はみんな優しくて話しやすかったです。また、都市部はかなり発展していて、あまり深刻な印象は受けませんでした。しかし、郊外にあるトンレアップ小学校を訪れたとき、それは変わりました。日本の学校とは大きく違っていて、エアコンはなく、凹凸のある黒板や机と椅子がありました。何より驚いたのは、ある子供達が鉛筆ではなくボールペンで勉強していたことや、消しゴムや教科書を一人一つ持っていないため、みんなで回しながら勉強していたことです。それにもかかわらず、私たちが挨拶して授業を始めると、子どもたちは目を輝かせ、大きな声で返事をし、真剣に授業に取り組んでくれました。私が担当した高学年の授業では、子どもたちから積極的に自己紹介があり、日本語で手紙を書いてくれたことがとても嬉しかったです。ひとりひとりが一生懸命にノートに練習し、読むときには私たちの言葉を丁寧に繰り返し、真剣かつ積極的に授業に取り組む姿を見て、私自身も教えることに喜びを感じました。ここでSDGs4番「質の高い教育をみんなに」の観点から考えたいと思います。世界では中学校に通えない子どもが約7人に1人の割合、すなわち約5700万人います。その多くはカンボジアなどの発展途上国で起こっている問題です。ここで、私はあるアンケート結果について調べました。それは「将来の夢」についてです。日本でのアンケート結果は「お金持ちになる」「将来結婚して幸せになる」など抽象的で、具体的に将来自分が何をしたいのか分からないと答えた子どもは5人に1人の割合でいました。それに対し、カンボジアの小学校の子どもたちは「医者になってたくさんの人を助けたい」「教師になって勉強をわかりやすく教えたい」など、大きく具体的な夢を話していました。この二つを比較して私が述べたいことは、人は恵まれすぎるとどうしても「自分のため」になってしまうということです。そこで、私はこの二国の教育面を改善するための案を考えました。それは、日本人が発展途上国の人とボランティアという形で交流し、発展途上国の人々は日本から技術面で刺激を受け、日本人はマインド面で刺激を受け、お互いに成長できるような取り組みを作るべきだと思いました。この研修を通して、私は教育が持つ大きなカを実感しました。教育だけでなく普段の生活にも学ばされることがありました。日常の中で当たり前に感じていたものが、実は恵まれた環境によるものであることを再認識しました。元々、私はこういった活動に積極的に参加する性格ではありませんでしたが勇気を持って参加した結果、現地の好奇心旺盛で元気な子供達、面白くて物知りなガイドさん、全国から集まる素敵で最高の仲間に出会う事ができ心から良かったと思っています。この経験から、私はさらに成長し、社会に貢献できる人間になりたいと強く感じました。
大変満足
将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい
一生モノの学びになった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
高校生のうちに何か人の役に立てる事をしたかった。将来の進路に活かしたかったから。
参加前はSDGsやカンボジアについてよく知らなかったけどオンライン講座や研修を通して新しく学んだことが沢山あった。
サムさんやビィさんのように尊敬できる人ができたまた会いたいと思える友達ができた。
自分を見つめ直し恵まれた環境を再確認することができた。
この経験を周りに広めてボランティアを友達などに興味を広めていきたい。
カンボジアの子供たちの笑顔の為に自分が少しでもら出来ることを探していきたい。
私は1人で参加したけど沢山友達ができてとても楽しかったので心配しないで参加して欲しい‼️
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
素敵なボランティア活動をありがとうございます。LINEで相談した時にすぐに返信をもらえて良かったです!