[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『笑顔の絶えない国』

小論文

『笑顔の絶えない国』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

笑顔の絶えない国、そんな国が本当に存在するのかと考えることがある。私は今回のカンボジアSDGs海外ボランティア研修に参加するまでは、そんな素晴らしい国が存在するわけがないと思っていた。ボランティアに参加する前に、事前準備として動画配信アプリやカンボジアに関する情報が掲載されているwebサイトをいくつか閲覧した、そこにかなりの確率で書かれていたのは「カンボジアは笑顔が絶えない国」だった、私は自分の目で見て確認しないと頭に根付いている固定概念が変わることがない性格なので、本当にカンボジアは笑顔が絶えない国なのか、自分の目で見て確かめたい。などと考えているうちに出発日当日になった、現地についてボランティア先の小学校に行ってみると、私の中にあった17年間の固定概念が一瞬にしてなくなった、子供たちは日本から来た初対面の私たちに満面の笑みで向かい入れてくれたのだ。それだけではなく、宿泊地から小学校まで搬送してくれたバスから降りた瞬間、走って駆け寄り私の手を強く握ってきた。子供たちと遊ぶにつれて感じたことがあった、それは、言葉が存在しなくても笑顔は自然と出てくるということ。子供たちは会話をできるほどの英語力は持っておらず簡単な単語も通じない子がほとんどだった、そのため伝えたいことがあると、仕草や顔の表情で伝えてくれるのだ。そんな言葉が伝わらない状況でも一緒に手を繋いで歩いたり、縄跳びやブランコで遊んだり、かけがえのない一秒一秒が全てを笑顔に繋げるのだ。これは学校だけに限らず、カンボジアの人々全てに共通して言えることだ、レストランやショップ、屋台の店員さんに話しかけるとみんな笑顔で優しく接っしてくれて、ついこっちまで笑顔になってしまうのだ。そんな笑顔の絶えない国を守りながら、より住みやすい環境にしていくためには、発展途上国に住んでいる我々の協力が必要不可欠であると考える。将来私は、プロダクトデザイナーという利用者が求める製品を考えデザインし、人々の生活の不便を無くすという職に就きたいと考えている。笑顔の絶えない国を守っていくためには物足りない支援かも知れないが、今回のボランティア活動を通して、現地の人々の幸せそうな笑顔をこの目で見て改めて、この職を通して一人でも多くの人々を笑顔にしていきたいと思えた。

発表会の様子

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