『世界を知る』
貧困や飢餓、紛争や低賃金労働、児童労働といったマイナスなイメージを持ってしまう発展途上国。
しかし、私が見たカンボジアの日常は、想像していた生活とは少し異なるものだった。生活の苦しさから心の余裕がなく、冷たい人が多いという偏見を持っていたが、実際にはフレンドリーでおおらかな人が多く笑顔で溢れる素晴らしい国だった。
私は今まで発展途上国という大きな括りで世界を見ていたのだ。
今回のボランティア研修で、課題を解決するには世界にはどんな問題があるのかを知る必要があるということを学んだ。
発展途上国と言われている国々が同じ問題を抱えているわけではない。それぞれに合う具体的な対策を立て、実行することが重要だ。
その実現のためには世界の社会問題を知ることはもちろん、さらに細かい単位で社会課題に目を向けることが必要だ。
世界の社会課題に目を向けるには海外に目を向けることが求められる。
Z世代の海外に関する意識調査では、「海外旅行に興味がない」が27%、「今は行きたくない」が21%、「行きたいと思ってはいるが現実的に厳しいと思うが現実的に厳しい」が21%、「行きたいと思っている」が21%、「すでに行った、予定がある」と回答したのは全体の8.6%。91.5%が海外旅行の予定がなかった。「今は行きたいと思わない、海外旅行に興味がない」と回答したのは48.8%にのぼる。
海外旅行に興味がない理由として挙げられるのは、日本だけで完結できるからや、メディアが海外の情報を流さない、語学力に不安がある、経済的に厳しいからなどさまざまだ。
日本で何不自由なく暮らしている私たちは社会課題を実感することが少ないため他人事のように感じてしまうのかもしれない。しかし、SDGsは国や企業、専門家、個人などが相互に協力しあい目標を達成するものだ。「自分が生きているうちに目標を達成しないと地球が終わる」くらいの気持ちで取り掛かる意識を持つことが必要だ。
日本にいるだけでは気がつけないことがたくさんあるということ、外から見た日本を知ることの大切さを今回の研修で学んだ。これからは視野を広げ社会課題と向き合い、この地球で暮らし続ける持続可能な社会の実現に向け行動していきたい。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
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LIVEボランティアが楽しかった!
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