[ぼらぷらSDGs小論文]

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『カンボジアで感じたこと』

小論文

『カンボジアで感じたこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は人種差別や不平等の問題について差別しないように一人一人が意識すれば解決するはずなのに未だに問題視されていることを疑問を持っていました。しかし、カンボジアで数日過ごしてみたら考えが少し変わりました。私は最初、カンボジアの人々のことを可哀想だと思っていました。なぜならカンボジアの環境は日本と比べると発達していないからです。例えばカンボジアではトイレでトイレットペーパーを流すことができません。中には虫が多いトイレや壊れているトイレ、あまり衛生的ではないトイレが多かったです。また、気温が高く、虫がとても多かったです。ホテルなどの建物の中にもいて、大物もいました。また、カンボジアは夜物を売る子供達がいたり、学校の設備がまだ不十分だったりと日本と比べると貧しいと思いました。ですが、実際にカンボジアの人々と関わってみて、可哀想だと感じたことを申し訳なく感じました。カンボジアの人々は自分たちの環境を可哀想などと感じておらず、笑顔で溢れていました。そして、種族の違う私たちのことを素直に歓迎してくれました。私がカンボジアの人々を可哀想と感じたのは私が日本の東京という環境になれてしまったから発生した考え方だと思いました。人間は環境が大きく変わると慣れないことが多くて難しく感じます。それがきっかけで無意識に他の文化を否定してしまい、人種差別に繋がってしまうのだと思いました。そして、振り返えらないと自分が差別をしていることにはなかなか気づけないと思います。こうしていくうちに、人種差別問題や不平等の問題は大きくなったのだと私は思いました。人種差別や不平等の問題を解決するには国や人種などの大きなくくりで見るのではなく、目の前の人々の様子を見ることが重要だと思います。カンボジア人が想像以上に元気で優しい人だったように、最初のイメージで全てを決めるのではなく、きちんとあいてのことを自分の目でみて判断していきたいと思いました。

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