[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私が世界に貢献できること』

小論文

『私が世界に貢献できること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 カンボジアでのボランティア活動を通じて私は、世界中の様々な地域の水質を改善することへと貢献できるのではないかと考えました。
 カンボジアでは安全な飲み水を即座に手に入れることが困難で、ボランティア活動を通じて、水質が人々の健康や生活に直結する重大な問題であることを目の当たりにしました。適切な水の浄化や供給システムが整っていないことにより、数多くの人々が水を介して病気にかかるリスクにさらされています。そのため水道から出る水は飲ことができず、配られる水で足りなかった場合は露店などから水を購入する必要がありました。私たちが日常的に当然のように飲んでいる清潔な水が、ここでは希少であり、非常に価値のあるものだと感じました。
 この経験を通じて、私は「水質改善」というテーマに関心を持ち、それが世界全体でどのように役立つかを考え始めました。私が行える貢献として考えたのは、水に対する正しい知識の普及です。私が得たカンボジアでの経験をいろんな人へと広めていくことで水の安全性が生活に与える影響について広く知らせ、安全な水に対する意識を高めることができると考えています。
 さらに、学校やコミュニティにおける水質検査の重要性や、家庭や屋外での簡単な浄水方法を教えるワークショップを開催するように様々な団体へと働きかけることで、現地の人々に対して行動を促すこともできます。これにより、少しでも多くの人々が健康で安全な生活を送るための手助けをすることができます。これらのことは決して一人では為し得ないことですが、研修を共にした仲間や過去に研修を経験した先輩など、SDGsに対して強い思いを抱く人々と協力することで、いつか実現できると信じています。
 カンボジアでの経験は、私に「水」というテーマを通じて私自身がどのように世界に貢献できるかを考えるきっかけを与えてくれました。日本に留まっているだけでは気づかなかった世界の現状を知り、このインターネットで世界とつながった情報社会においても、世界との物質的なつながりが必要不可欠だと感じました。今回の研修で得た経験を通じて、多くの人々とつながり、共に解決策を見つけていくことが、私が世界に貢献できる一つの方法だと考えています。

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