[ぼらぷらSDGs小論文]

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『カンボジアに必要なこと』

小論文

『カンボジアに必要なこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私がカンボジアボランティアツアーに参加して感じた必要なことは、「安全な水と充実した医療を普及させる」こと だ。水は人の健康に大きく関係している。ありきたりなこと だが、現地に行って痛感したのがこれだった。これはただ単 に自分やほかの観光客の健康が脅かされるからではなく、現地の状況を目の当たりにして感じたことだ。 私に安全な水を普及させるべきだと思わせたカンボジアの状況はおもに2つある。
1つ目は「病院の状況」だ。ツアーの中で、アンコール小児病院に訪れ見学した際に、診察を待つ親子の量に驚かされ た。元々患者が多いのもあるのだろうが、どの親子も、かなりの時間をそこで待っているようだった。そのあと、施設で 働く方の話を伺うと、1人の医者が一日に、数百人の患者を 診なければならないらしい。もちろんこの多くは、ケガでは なく病気だ。仮に水が衛生的であれば、もっと患者が減るに違いない。と感じた。特に幼児などは、水のきれいさがより 重要になるだろう。
 2つ目は「農村部まで医療が行き届いていない」という状 況だ。ボランティアで訪れた村はシェムリアップ市内からバ スで1時間ほどだったが、病院は見当たらなかった。実際、 村に病院はなかった。ボランティアで授業を教えながら「こ の生徒が病気にかかったらどうするのだろう」と考えてしまった。あの村の生徒たちの家庭にはおそらく乗用車などはな い。何時間もかけて病院にたどり着いてあんなに待機させら れたらたまったものではないだろう。なので、農村部にも病院が必要だと考える。しかし今の段階で病院がないというこ とは今後建てられる予定はあるのだろうか?と考えてしま う。
以上の内容がカンボジアに必要なことだと考えた。内容的 に暗くなってしまったが、現地の人々は明るく、今の状況に 不満を感じていないようにさえみえた。また今後も、カンボ ジアという国について調べていきたい

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