『医療からみたSDGs』
数年前に猛威を振るったCOVID19により、私達は産業革命以後、国民の生活の豊かさ
を確保するために取り組んだ「経済至上主義に重大な警鐘」を鳴らすことになったと言える。
今や世界で誰もが知るSDGs、これは2030年までの達成を目標とする17のゴールが存在する。
COVID19を全世界が経験したことで、世の中は改めて医療からみたSDGsを考えるきっかけとなった。
SDGs目標③にある、あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進すること、それはコロナに感染し重症化した患者は、高度専門医療である救命医療センター、先進医療センターを持つ病院に搬送することや、地域医療支援病院機能の充実、患者を自宅から病院へ運ぶドクターカーの運営など、病院、ライフラインを充実することが重要である。
近隣の病院や診療所などの積極的な地域医療連携体制を取り、安心安全な医療を継続していくこととなる。
コロナ感染が蔓延した際、隔離期間を設け、家族も外出出来ない状態が続いた。その中で食料の確保は重要であり、実際行政からの支援物資に助けられていた患者は多かった。
SDGs②にあるよう、飢餓に終止符を打ち、食料の安全確保と栄養状態の改善を達成することを目標としている。
国や地域が一丸となり、今後の予期せぬウィルスの緊急事態の時にも食料物資を適切に届けられるよう、対策が今後も必要となる。
SDGs④すべての人に公正で質の高い教育を促進し、生涯学習の機会を促進する、とある。
COVID19が蔓延した時から、学ぶべき子供達も自宅で待機を余儀なくされた中でも、小中高は一早くオンライン授業へと切り替わった。
学びを止めず、かつ向上させていくことは1人1人の知識を高め、将来日本の国の質にもつながることである。
世界に目を向けると、教育格差は歴然としている。
SDGsの根源である「誰1人取り残さない」「誰も置き去りにしない」を主とし、貧困により弱い立場であっても、平等に教育を受けるべきである。その積み重ねが社会や経済を持続可能なものに変えていくのだ。
これからの世界は特に日本では高齢化への対応がこれまで以上に必要だ。
2050年には90億に達するといわれる世界人口、その中で65歳以上の高齢者の割合は2060年には2割近くに達し、先進国以外の国でも高齢化がもたらす課題に直面するのだ。
今後、持続可能な手段を強化し、医療分野のみならず、環境や働き方、地域貢献など、幅広い分野での言及が可能となるのだ。
満足
SDGsについて学びたい、子どもたちと交流がしたい
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
ボランティア経験を通して、人の助けになることを肌で実感し将来の職業に活かせると思ったから
改めて、教育、医療、衛生、安全面が日本がどれだけ豊かなのか、貧困地域の現実を知ることとなった。
日本の豊かさを少しでも貧困地域に貢献できるようなSDGsを小さいことからはじめていきたい。
現地の子達の笑顔と元気にこちらの方が勇気を貰えます‼︎
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地の方々にもとても親切にして頂き感謝です!