『若者の貧困について』
『若者層の貧困について』
近年日本における10~39歳の死因 順位の1位は自殺となっており、また、G7各国の15~34歳の死因を見ても日本だけが自殺が1位となっていたことを知った際、私は驚きを隠せなかった。①
自殺の理由の多くには「孤独やいじめ」、「健康」、「貧困」が大きな影響を与えていること知り、特にSDGsの中心テーマである貧困に、豊かな国、日本でなぜ若者が関わるのか?という言葉が頭の中を駆け巡っていた。これまで全く想像もしなかったことだ。
若者の貧困について今まで認知度が高くなかった理由として、ネットカフェ難民や知人宅への居候等で可視化が困難であった点である。また貧困になりうる理由として18才以上の成人は自己責任である風潮が強く、若いが故に職を得る事は容易であるという考えが根強い事と考える。 親の世代からの貧困も存在し、「親ガチャ」と流行語にもなった目を引く奇抜なことが象徴しているように経済格差の継承、負の連鎖が止まらない状況である。 一番問題視した点としては政府方針施策にはこどもや高齢者への支援は充実しているが若者への支援策が空白となっているという点ではないかと考える。
私が上記問題を短期解決策として考えたのは「住居の確保」、「起動に乗るまでの生活保護」、「就職支援」を官庁への複雑な申請なし若者に与えるべきである。本解決策には政府の財源の確保や情報を浸透させる難しさに直面する。
将来の少子化や労働力が減少している昨今、労働世代である若者の貧困の問題可決が急務である為、国の財源を他の施策より優先すべきと考える。また国の施策だけではなく民間企業との協業により若者のニーズにあった施策及びSNS等確実に到達できる情報展開が必須と考える。
今回SDGsボランティアの経験を通じて、私が貧困という言葉を漠然とイメージで今まで捉えていたことが分かり、様々な層や環境に貧困があり、身近な現実だということを学んだ。
本論の結論として、SDGsの17の掲げた目標を残りのわずかの年月で達成する為には官民一体となって一刻も早く若者層の貧困にターゲットを絞り解決をする手段を検討し取組んでいかなければならないと強く思う。SDGsとは?をまずは私たちのような若い世代が知ること、そして目標を達成する為に小さな取組からでも実行することが重要であり、私は、すぐに実行できることとして、自分自身の行動を変える事と身近なところへの情報発信をする事に取り組みたい。
① ※厚生労働省 第3節若年層の自殺について
満足
人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
AO入試利用の為の活動を模索していたところこちらのSDGsの関する内容がとてもよかった為
漠然としたSDGsという言葉の知識が今回のボランティア研修を経験することによりさまざまな側面から目標が掲げられおりどれもが個々に成り立っているのではなくすべて繋がり包括的に目標を達成すべく
活動を推進していかなければならないと実感した。 一人一人が出来る事は限界があるが世界全体で一人一人が取り組めば必ず達成できる事だと思う。まずは情報発信から取り組みたい。
大学に入ってSDGsを念頭に社会学の観点から貧困について研究しより生きやすく豊な国になる為にどうすべきか考えていきたいです。
Just Do It!!!