[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『質の高い教育とは何か』

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小論文

『質の高い教育とは何か』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

質の高い教育とは何か。カンボジアに行くまでは、質の高い教育とは、学校で子供たちにとって生きていくうえで必要なことを学び合うことであると思っていた。そのため私の行くカンボジアの村の学校では、言語に特化してクメール語、日本語、英語の授業しかないことを事前学習で学んだ際も、その子供たちにとって必要なことを学校で学んでいると理解した。しかし、実際に現地に行き子供たちの様子を見ているとこの教育が子供たちにとって質の高い教育と言えるのかと疑問がわいた。その理由を以下に述べる。
私が英語の授業を小学四年生のクラスでしたときに、ある一人の児童に目が止まった。その子は定規を使うのが好きで、アルファベットの直線もすべて定規で書くほど几帳面な子だった。また休み時間にしていたお絵描きを見てみると定規を使ってすごくきれいな線対称の模様を書いていた。また立体的な建物のような絵も描いていた。もちろんその子は線対称という概念も知らないしその絵を感覚的に書いているのだとわかったが、数学的センスや美術のセンスがすごくあるなと感じた。しかし、算数や美術を学ぶ環境にはなく、多くの親は子供たちに観光業についてほしいと思っているため言語の勉強をする学校教育に理解しているので、その子のセンスは教育によって見つけ出されることも自身で気づくこともないのだろうなと思い、将来の職業にも生かされないのだろうなと思った。そこで、将来に直結するような言語のみを学んでいる環境が果たして質の高い教育と言えるのかという疑問を持った。もし算数や数学を学ぶ機会があるならば、その子の才能が開花し、IT系や設計図を書くなど理数系の職業に進む道を見つけ出せるかもしれない。観光業につくことで安定した収入を得ることができるという考えで、様々な個性や才能がある子供が6年間言語だけを学ぶのはもったいないのではないかと感じた。
質の高い教育とは何か。私は今回の体験を通して、子供たちの未来の選択肢を広げる教育こそが質の高い教育ではないかと考えるようになった。世界中には自分の個性や良いところに気づけず、誰にでもできるような道しかないと思い込んでいる子供が多くいるのではないか。しかし子供たちが自分にしかできない個性を生かした仕事や将来を考えることができるようにするには、教育によってその子の可能性を広げることが大事ではないかと考える。今回の経験を活かし、今後も実際に現地に行き自身の日本での概念や考えを考え直すことに勤め、海外ボランティアなどに参加して、SDGsの17の目標を達成するためには自分には何ができるかを考えることに励む。
 

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!

研修を受講した理由を教えて下さい

海外ボランティア、SDGsに興味があり、将来の夢にもつながると感じたから

研修を受講した感想は?

現地に行くと自分が想像していたことが違ったり、当たり前なことが当たり前でないことに気づいた。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

実際に見て感じたことを考え直す、という経験をいろんなことに活かしたいと思った。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

一歩踏み出せば自分の世界は広がります

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