海外ボランティア募集！大学生・高校生・社会人にオススメ。春休み夏休みも通年開催。

私は、今回の未来型海外ボランティアを通して主に二つのことを学びました。
まず一つ目は、ボランティアについてです。私はボランティア自体初めての経験で、なおかつ日本語ではなく英語でコミニュケーションを取るということだったのでとても緊張していました。ですが、カンボジアの子供たちは私の言葉を一生懸命に聞いてくれて、それに応えてくれたので私は感謝の気持ちでいっぱいでした。その中で、私が話していることが子供たちに伝わっているかどうかを判断するときに、やはり非言語コミュニケーションはとても重要だと思いました。私は拙い英語だったので子供たちが理解してくれるか心配だった時、子供たちの表情を見て判断していました。子供たちが笑顔で答えてくれた時は、伝わったのだと実感することが出来、また私が不安そうな顔を見せると、子供たちはみんな笑顔で私に話しかけてくれました。もし相手の表情が見れずに言葉だけの会話だったら、そのようなことはなかったと思います。
最近は世界中でAI化、デジタル化が進んできています。機械やAIには表情がありません。機械やAIが人間を真似て表情を作ったとしても、人間から自然にでる笑顔や表情とは違うと私は感じています。その中で私は、ボランティア体験を通して改めて人と人との触れ合いが大切だと感じました。今やこの世界は機械化が進みAIに支配される手前まで来ていますが、それでもまだ私たち人間にしか出来ないことはたくさんあります。この経験を通して、私は将来人間にしか出来ない職業につき、世界に貢献できるような人になりたいと思いました。
二つ目はSDGsの研修についてです。私はこの研修を始める前まで、SDGsの目標は発展途上国のためだけのものだと思っていました。ですが研修を通して、この目標は世界中の人々全員に関わることだとわかりました。例えば食料問題。飢餓に苦しんでいるのは途上国だけではなく、世界の各地でたくさん見受けられます。さらに、性差の問題。これは我が国日本でも日々問題視されていることです。女性が男性と同じ様に扱われないこの状況は年々解消されつつありますが、それでも完全に女性が差別されない社会が形成される時代は程遠いと思います。いち早く男女が平等であり、自由に生きられる社会になっていくことを私は望んでいます。このように飢餓に苦しむ人々から一見普通に暮らしているような私達でさえ、この17個の目標を達成することで救われる人々がたくさんいます。そしてこの目標達成には何も難しいことはありません。世界の偉い人たちが難しい会議をして取り決める事でもありません。私たち一人ひとりが少しの工夫と努力を重ねることで、とてもたくさんの命や人権を守れるかもしれないのです。なので私は日頃からできることを探して、積極的に行動していきたいと思います。
最後に、私はこの研修全体を通して思考の幅が広がったと思っています。先入観にとらわれて物事を見ていても何も成長はないと思います。大切なのは、自分の目で確かめることです。自分の目で確かめて初めて、今自分にできることが見えてきます。私は研修で学んだ全てのことをこれからの経験に生かしていきたいと思っています。