新型コロナウィルスの流行によって、たくさんの国際プログラムが無くなり、世界が閉ざされてしまっていた。そんな時、学校からの案内で見つけた『未来型海外ボランティア』に参加し、多くの学びを得て、世界が広がった。
このボランティアやSDGs研修などで1番感じたことが、自分はまだまだ知識不足だということだ。初めはカンボジアがどのような国かも知らず、国が抱えている問題も全く知らなかった。SDGsでも大まかには知っていても、細かいところや問題で知らないことがあった。
カンボジアの国が抱えている問題の解決やSDGsの達成がまだできていない理由はそこだと考える。自分がそうであったように、世間の人も世界の問題や現状を知らない。そして、知らなければ問題が自分ごとにならず、結局問題解決できないということだ。逆にたくさんの人が問題を知って、自分ごとにして、身近なところで何かアクションを起こす人が増えれば、何か変わるかもしれない。そのアクションを起こすことができる人数を増やすために私は何ができるか、研修が終わった後、考えてあるキーワードにたどり着いた。
それは「共感」である。そのヒントはカンボジアのLIVEボランティアから得た。カンボジアの子供たちのコミュニケーションをとる時、相手の立場ならどのようにして欲しいかや、子どもたちにとってどのような授業が楽しいのかなどを考えながら授業やアクティビティを行なっていた。このように相手の立場になって考えることが世界の問題を自分ごとにするために大事だと思う。例えば、貧困問題について、誰かに伝えていく時に、ただ事実を並べるだけでは、相手も「そうなんだ」と思うだけで行動を起こすことは少ないと思う。しかし、そこで「自分が発展途上国に住んでいて、路上で暮らすことになったらどうする?」や「日本でも同じようなことが起きているんだよ?」というように相手に共感させたり、身近に思わせることで自分ごととしてその問題を捉えてくれるかもしれない。
人はそう簡単には変えられないし、そうであるから世界の問題は簡単に解決しない。しかし、このような働きかけで、少しでも自分ごととして捉えて、解決に向かって動く人が増えれば、いつか必ず解決できると私は信じている。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
このコロナ禍でなかなか国際プログラムがない中、海外のボランティアを経験できるいい機械だから。自分自身も部活動を引退した後の、新しいチャレンジとしてこのプログラムに取り組みたい。