この夏、学校でのカナダ研修がコロナによって行われないことが決まったために、どのように夏休みを有意義なものにするか、大変迷っていました。そんなとき、学校の掲示板で、この海外ボランティアについてのポスターを見て、すぐに応募しました。というのも、2年前に、いとこ旅行でカンボジアに旅行するチャンスがあった時に、私だけ学校行事と重なり行けずにいたからです。その時から、いつか私もカンボジアに行ってみたいという思いもあり、また、コロナで行わるオンラインボランティアという聞きなれない研修に大変興味がわいたからです。
学校案内の時は、あまり緊張しなかったれど、一回目の授業ボランティアの時は大変緊張しました。なるべく笑顔で大きな声で、と繰り返し自分に言い聞かせていたけれど、そんな心配はすぐに吹き飛びました。子供たちがキラキラした目で画面に登場してくれたこと。すんなり私を受け入れてくれたこと。私のつたない授業に、精いっぱい答えてくれたこと。すべてが、相互関係によって、よくなっていくのが手に取るようにわかりました。もちろん、一度ならず何度か、音声が出ない、画像が動かない、接続が切れてしまうなどのトラブルはありましたが、それも、笑って乗り越えられる、楽しいトラブルの中の一つでした。最初の学校ツアーの時に、案内してくださったときに、今では学校もとてもきれいになっているとおっしゃっていました。棚もできて本も入れられるようになったと聞いて、正直、じゃ今までどうしていたんだろう?とも思いました。床に置いていたのか、段ボールに入れていたのか、それとも、そもそもそんなにたくさんの本がなかったということなのか。トイレの様子なども日本とは全く違っていました。それでも、しきりに「きれいになったのでうれしい」とおっしゃっていて、改めて自分が恵まれていたことを知りました。
この夏の経験を生かして私が実行していきたい活動のテーマは、まず、今の私にできることから、です。15の私にできることは限られている子もしれませんが、できることを広げていくことを目標としました。まずは、サステイナブルラベルの商品をなるべく購入するようにすることです。消費活動はやめることができないので、それと同時にできることが一番初めやすいと思ったからです。その中でも、フェアトレード商品をなるべく探しながら講習していきたいです。糸つの商品がたくさんのフェアとつながっていることを考えると、とてもうれしくなるからです。また、地産地消を心がけることも、日本のSDGsに一役買うと思うので、注意して購入していこうと思います。その先に広げていきたい活動として、不要なランドセルを役立ててもらうための、クラウドファウンディングを立ち上げてみたいです。不要になる人がいる一方、それを必要とする方もいるからです。ただのごみになってしまうランドセルをいつか役に立ててもらえればいいなと思います。
この夏ボラプラに参加して、分かったつもりでいただけということをたくさん学びました。国と国の交流ではないからこそできることを見つけ、実践していける人になりたいと強く思える夏になりました。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの経験になった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
もう一度やりたい!
カナダに研修に行く予定が今年はいけなかったので時間のあるうちに、ボランティアをやっておきたかったので。
オンラインでするボランティアという初めての経験に、本当にうまくいくのか、無駄なことなのではないか、と少し不安に感じるところもあったスタート前でしたが、始まってみると、とにかく楽しくてあっという間に時間が過ぎていました。画面を通しての交流ということがあまり不便でなかったけれど、ぜひ、現地でみんなに会いたい、という思いが大変大きくなりました。自分がこんなにも、楽しめるとは正直思っていなかったので、ぜひいろんな方に体験してほしいと思いました。
やはり知っていくということがとても大切だと感じましたので、同世代の人たちに、もっと身近に感じてもらえるような働きかけをしていきたいと思いました。SNSでは、検索をしない限り、目にすることはないので、やはり必然的に目にする自戒を持ってもらうことも大切かと思います。まずは学校の先生に、この夏の体験を知っていただいて、学校全体として取り組んでいけることはないか、探していきたいと思っています。
とても大きな転換期となりえる体験をぜひ!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
私を素敵な体験へ導いてくれてありがとうございました。暑い日本の夏を、ただ家の中で過ごすしかないコロナ禍の夏休みを大変実り多いものにしてくださり感謝しかありません