[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型
海外ボランティア研修

紹介割コードin66252f272
わたしのSDGsアクション

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

アクションプラン

『ノートを届けたい』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

日本の学生はノートを何冊持っているだろうか。そのうち買ったのに使っていないノートはどれほどあるのだろうか。日本の学生にとって勉強するときにノートがあるのは当たり前だ。教科ごとにノートを使い分けている人がほとんどで一人で何冊も所有している。ノートを最後まで使い終わったら簡単に次のノートを手に入れることができる。いや、使い終わっていなくても次のノートを持っている人は多いだろう。日本の学生にとってノートは貴重なものではなくあって当然の存在なのだ。実際に私自身も5冊セットでノートを買い、その時は3冊しか使用せず、次回のために残りを取っておいても忘れてまたノートを買ってしまうようなことが多々ある。しかし、「未来型海外ボランティア」の経験を通しノートなどの勉強道具への意識が180度変わったと言っても過言ではない。
 私は2回目のオンライン授業を行ったときに小学5年生の女の子に何気なく質問をした。「今、欲しいものは何ですか。」と聞き取りやすいようにゆっくりとカンボジアの生徒に問いかけると、少し考えてから予想外の答えが返ってきた。カンボジアの生徒は「ノートです。」と目をキラキラと輝かせて答えたのだ。「今、欲しいものは何か」と聞かれて「ノート」と答える小学生が日本にはいるだろうか。もしいたとしても極少数であることは間違いない。私の弟も小学5年生だがきっとこの質問に対してゲームと答えるだろう。仮に弟が「ノート」と答えたら「ほんとにそれでいいの?」と聞き返してしまうだろう。日本とカンボジアではここまでノートの貴重さが異なるのだとこの会話から思い知らされた。
 カンボジアの子どもたちは、勉強への意欲が非常に高く「学びたい」という気持ちが画面を超えて伝わってきた。私はこの思いに応えれるように、自分にできる最大限のことを授業でしようと心に誓い、授業準備を念入りにしてから授業を行っていた。
オンラインプログラムが終了した今、私にできることをずっと考えていた。そしてSDGs4「質の高い教育をみんなに」を全世界で達成したいという自分の強い思いに気が付いた。このような大きな目標を持つことは大切なことだが、それを実現するためには小さな目標をコツコツ達成していく必要がある。そこで自分ごと化して考え、まず国内の教育格差を解決したいと思った。日本は約7人に1人の子どもが相対的貧困であり、そのような経済的な理由で塾へ通えない子どもがいる。私はそういった子どもたちのために完全無償のオンライン塾の開校を目指して高校生のみで活動する学生団体Get CHANCEに入団している。Get CHANCEは高校生のみで運営しているため先生を集めたり、クラウドファンディングをしたりと、勉強と団体の活動との両立で大変な時もたくさんある。しかし、「教育格差を無くしたい」という同じ思いを持った全国の高校生と日々協力することで教育への思いがさらに強まった。まず、国内で完全無償のオンライン塾を設立することで私の「SDGs4番を達成したい」という目標達成に近づけると考える。そして、努力を続けて近い将来にカンボジアへ「ノート」と「質の高い教育」を届けたい。

未来型 海外ボランティア 研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

視野が広がった!
いい経験になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

コロナ禍で自分にできることを始めたかったからです。インターネットなどで調べて知識を付けるだけでなく、実際に自分の目で見て世界について知ることができる活動に参加したいと思いました。

研修を受講した感想は?

実際にカンボジアの子どもたちに授業をして、どれだけ子どもたちが教育を望んでいるのか、楽しんでいるのかを鮮明に知ることができました。カンボジアの状況はあらかじめ知っていましたが、このプログラムを通してカンボジアに対するイメージが大きく変わりました。カンボジアの先生はとても明るい方で日本の一発ギャグをしてくれ、少し不安な気持ちを持っていましたがすぐにその気持ちはどこかへ消えてしまいました。ある授業では、5年生の女の子に「欲しいものは何ですか?」と質問すると私の予想とは全く違う答えが返ってきました。その女の子は「ノートです」と笑顔で答えたのです。女の子の勉強への意欲に驚くと同時に日本のようにノートが簡単に手に入らないということを思い知らされました。このプログラムから学んだことを次の活動に生かしていきたいです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

大学生になったら海外でボランティア活動をしたいと考えているので、その際に今回の経験を最大限に活用したいと考えています。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

短い期間でも学べることは無限にあります!応援しています。頑張ってください。

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